静かで、何もなくて、気持ちいい我が家
私の実家には、なにもありません。
家の外は圏外、コンビニもスーパーも車がないと行けない距離、最近まで上下水道が整備されておらず、家の中の水は「飲める蛇口」と「飲めない蛇口」がありました。
お風呂も去年か一昨年まで薪だったし、エアコンも今年やっとつけました。
ずっと、今も、「なんにもない」と思っている場所。
でも今は、「なんにもない」がある場所でもあると、感じています、
森の木々の音は心地よく、家の脇の道路も交通量が少ないので、家の中は基本的にとても静か。
古い家なので隙間風で窓や引き戸がガタガタいいますが、それもなんだか愛おしい。
一歩外に出れば、山、山、田んぼ。
木々に、風に、森の匂いに、癒やされます。
なにもないけど、それがいい。
「なんにもない」が、ある暮らし。
それを求めて時々、実家に帰りたくなる。
静かで、何もなくて、気持ちいい。
そんな、我が家に。
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