与論島の新しいお土産「方言アクセサリー」を制作しました!
鹿児島県の離島、与論島にある「オーシャンマーケット」さんに、アクセサリーを25点納品しました。
すべてに与論島の「方言」と「シーグラス」を使用しています!
ハンドメイドをしている中で初めていただいた、お仕事の「オファー」。
(自分のものとは別のブランドの制作担当などもしておりますが、そちらは立候補したので別ですね。)
今回は「方言アクセサリー」の制作の裏側や、完成したアクセサリーについてご紹介いたします!
(今回記事で使用した与論島の写真は、すべてはなアンニャーさんのInstagramからお借りしました。ありがとうございます!!)
映画「めがね」の舞台でもある鹿児島県の与論島
「与論島のお土産を、一緒に作ってくれませんか?」
とオファーしてくださったのは、与論島にある「オーシャンマーケット」のはなアンニャーさん。
(はなアンニャーさんのTwitter、Instagramはこちらです。)
オファーをいただいた時、「与論島ってどこなんだろう?」と調べてみたのですが…
(Googleマップより)
沖縄県の隣にあるのが与論島です。
私の地元は東北なので、第一印象はやっぱり「遠い!」でした(笑)
調べてみると与論島は、映画「めがね」の舞台にもなった島であることが分かり、映画もすぐにチェックしました。
穏やかな風が流れ、景色が美しく、忙しくて忘れがちな「何もしない時間」という贅沢を味わえる…
映画の印象からは、そんな印象を強く受けました。
また、はなアンニャーさんのInstagramを見ていると、ウミガメに出会えたり、
そのうえ星空も美しい…!!
なかなか美しい海や星空に出会える環境に居ない私にとっては、本当に魅力的な場所です…!
(ぜひ、はなアンニャーさんのInstagramをご覧ください!!与論島の美しさや魅力がギュッと詰まっています!!)
宮城県と与論島を繋いだ「海」というご縁
私は与論島から北に遠く離れた、宮城県在住のアクセサリー作家です。
その私の住む宮城から与論島までは、直線距離で1716km。
ハンドメイド作家をしていなかったら、そして、私が海にまつわるアクセサリーを作っていなかったら、絶対に繋がらなかったご縁だと感じています。
そして、私が作っている、「海にまつわるアクセサリー」とは…
シーグラスのアクセサリーです。
(他のシーグラスアイテムはminne、creemaでもご覧いただけます。)
シーグラスとは、割れた瓶などのガラス片が海の中で砂や波に揉まれることで出来るもの。
全体的に丸みを帯びて表面がなめらかなので、コーティングをしなくても人の肌を傷つけることはありません。
さらに、天然石のように「石言葉」もあります。
「出会い」「絆」「奇跡」…
それがシーグラスの持つ石言葉です。
与論島のシーグラスを使った、新しいお土産を!
はなアンニャーさんから頂いたオファーは、「与論島のシーグラスを使った、与論島らしい印のある、新しいお土産づくり」でした。
シーグラスは、はなアンニャーさんに沢山送っていただいており、もし次の納品があったとしてもすぐに作るほど!
デザインは私がさせて頂けることになったものの、問題は「与論島らしい印」の部分でした。
紙や布は使わないので、お店のマークをプリントなどで入れる訳にもいかず、島で採れる星の砂なども検討しましたがしっくり来ず…。
与論島の文化について調べてみた時に島特産の糸があることが分かり、そちらも提案してみましたが販売はされておらず、断念。
そんな悩みに悩んでいた私の頭の中によぎったアイディアが、「方言」でした。
「与論島の方言をワイヤーで描く」という案は無事採用していただけました!
そしていくつか方言をリスアップしていただき、その中から5つの方言を選んで、いよいよ具体的なデザインづくりに入りました。
「方言チャーム」に選んだ与論島の方言
私はこれまで、ワイヤーでモチーフや文字を描いた指輪も制作してきました。
それを生かして、今回はワイヤーで「方言チャーム」を作ることに挑戦したんです。
今回つくるアクセサリーに採用した方言は、以下の5つ。
・ウル(珊瑚)
・ウン(海)
・ティダ(太陽)
・パナ(花)
・ユンヌ(与論)
そしてアクセサリーの種類は、ピアス、イヤリング、ネックレス、ブレスレット、アンクレットの5種類です。
海の美しい与論島らしさが更に伝わるように、ブレスレットとアンクレットはカラフルな紐を使ったものにしようと決めていて、試作のチェック後すぐに色選びも開始しました。
また、方言チャームはワイヤーを使い、すべて「手作業」で成形しています。
方言アクセサリーと購入できるお店のご紹介
ではいよいよ、納品したてのアクセサリーたちをご紹介します!
ピアス(同じデザインのイヤリングもあります。)
ネックレス
ブレスレット・アンクレット
「パナ(花)」
「ユンヌ(与論)」
「ティダ(太陽)」
「ウン(海)」
「ウル(珊瑚)」
もともとあった私のショップカードも、与論島での販売という事で「海」の要素を加えてみました。
(画像ではピアスのみになっていますが、納品したアクセサリーの台紙すべてが「海仕様」になっています!)
与論島のオーシャンマーケットさんにて購入していただけます!
(オーシャンマーケットのはなアンニャーさんのブログはこちら!)
初回納品を終えて
海の色も、空の色もまったく違うように見えるのに、同じ海と、同じ空で繋がっている宮城と与論。
きっとその「ご縁」の証が「シーグラス」なんだと感じています。
そのご縁を大切にして、与論島を旅する方はもちろん、与論島にお住いの方にも気に入っていただきたいという気持ちを込めて、制作させていただきました。
オファーは「お土産」ということでしたが、こっそり、「島の方にも使ってほしい」という思いもあったんです(笑)
海の美しい与論島に似合うようなデザインを、私なりに一生懸命考え、つくりました。
どうか、気に入って使っていただけますように。
そしてこの素晴らしいチャンスをいただいた、はなアンニャーさん、本当に本当にありがとうございました!
私の活動に関心を寄せていただき、ありがとうございます◎サポートでお寄せいただいたお金は、作家活動費として活用させていただきます。