【夫くんの居ない一ヶ月のこと】9月12日㈪ とりとめのない、私の記録
ともすれば、日常は同じことの繰り返しにしか思えないことがあります。
頭では、全く同じ日はあるはずなく、日々違うことが起こり、日々自分が変化していると分かってはいても、似た朝が来て、似た夜が来るたびに「同じことを繰り返しているだけじゃないか」と思ってしまうことがあるのです。
だから私は、今日という日の記録を、今までとは異なる形で記していこうと思いました。
今日が、その1ページ目。
今日から更新していく記事は、夫くんが仕事で家を空ける2022年9月12日から10月7日まで私が毎日書き留めてきた、とりとめもない、記録です。
これから始まる1ヶ月のこと
今朝は、夫くんが大荷物を抱えてでかけていきました。
今日から1ヶ月に渡る研修がはじまるのです。
彼は平日を研修施設で過ごし、金曜日の夜に帰宅します。
その間、私は1人で自宅に居ることになるので、防犯のためというか、心配性な自分のためいというか、この記事を公開するのは、夫くんが研修から帰宅してからにしようと思っています。
洗濯機の思い出
今朝は、溜まっていた洗濯物をいっぺんに洗いました。
実家に居た時は母が毎日洗濯機を回していたっけ。
洗濯機といえば、私にはふたつの思い出があります。
ひとつは、祖母の家に二槽式の洗濯機があったこと。
使い方はわからないのだけれど「昭和のもの」「珍しいもの」という印象がありました。
もうひとつは、私が洗濯機の使い方を知らなかったときのこと。
母は当時病気で入院していた祖母の病室に数日泊まり込んでいて、その間、私が留守を任されました。
留守番をしていたのは、私と父の二人。
料理や掃除はかろうじてできたものの、洗濯機の使い方がサッパリ分からなかった私は、2日か、3日か、洗濯物を溜め込んでしまいました。
父は家に居たけれど気まぐれで、亭主関白で、洗濯をすることはなく、帰宅した母に、私だけが怒られたものです。
それから私は「教えられていなくても、自分でできるようにならなくてはいけない」と思うようになり、分からないことがあったら人に頼らず、取扱説明書を読んだり、ネットで調べたりして、自力で解決しようとする癖が付いたのでした。
きちんと並んでいるものが好き
ベランダには、今朝洗った洗濯物が、きちんと整列して乾かされています。
私は、この景色を眺めることが好きです。
「きちんと整列している様子」
それがなぜか、とても好きなのです。
計画的に植えられ、まっすぐに育った木々と、ベランダで干されている洗濯物。
このふたつが、特に好き。
物がきちんと並んでいる様を見ると、すごく気持ちが落ち着きます。
なので、床に適当に放置された小物とか、食べ終わったものを片付けないとか、そういったものを見ると無性に片付けたくなる。
私は整理整頓がものすごく好きとか、うまいとか、そういうことはなくいのですが、散らかっていたり物が増えたりすると、嫌な気持ちになるのです。
私の感覚では今の住まいには物が多く、落ち着かないので、もっともっと物を減らしたい。
そんな風に思っています。
捨てたい私と、捨てられない夫
昨日の晩のことでした。
「工場見学に行った時に記念にもらったトートバッグ、知らない?sarariちゃん、使ってたよね?」と、夫くんに聞かれました。
「捨てた」とは、なかなか言えなかった。
私が物を捨てる人である一方、彼は捨てられない人です。
そのトートバッグを私は「日常生活で使わないから」という理由で、数回使って、すでに捨てていました。
捨てられない夫くんにそれをなかなか言い出せなかったので、少し探すフリをしてから、「見つからないし、処分したのかも〜」。
夫くんは口に出さないまでも「何で捨てたの?記念品だし、使えるものなのに」という顔をしていました。
でも、彼も彼で、そのトートバッグを開封せず、1年以上も車に積みっぱなしだった。
私には、そちらの方が耐え難い。
しかし我が家ではこういう時、お互いの主張を戦わせること無く「相手のものだし、相手なりの考え方がある」と思い、口出しはしません。
なので昨晩も、彼から「sarariちゃんの物だから、何も言わないよ」と言われたし、私もまた、彼には何も言わなかったのでした。
とりとめのない、私の話
とりとめのない、私の話。
書いてみたら思いがけず、いろいろな方向に話が飛んでいったなと感じました。
まるで私の頭の中みたい。
夫くんの居ない間、こんな風に毎日記録して、夫くんが帰宅してから、毎日1ページずつ更新していこうと考えています。
というわけで、初日の今日は、ここでおしまいです。
2022年9月12日(月)10:42
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