テキトーな物は持たない、買わない
こんにちは、ハンドメイド作家のsarariです。
私は来月、誕生日を迎えるのですが、今日は少し早いけれど、自分への誕生日プレゼントを買いに行ってきました。
ひとつは、ずっと欲しかったマリメッコのマグカップ。
もうひとつは、「メンタル強め美女白川さん」を全巻、大人買いです。
物を買う時に、大切にしている感覚
私が物を買うとき、大切にしていることがあります。
「これだー!」
「きゅんとした!!」
「ときめいた!!!」…
どんな小さな買い物でも、そういう感覚を心の底から感じた物だけを選ぶ。
それを、習慣づけています。
「捨てる罪悪感」と、「買うことへの責任」
これを習慣にするようになったのには、私のお買い物失敗経験があったからです。
衝動買いや、「かわいいし、買っちゃおっかな」という軽い気持ちで購入したものは、飽きるのも早かった。
服であればタンスの肥やしになったり、アクセサリーであれば「そういえば最近使ってないな…」と、仕舞いっぱなしになったり。
使わない物をいつまでも取っておくタイプではないため、そういった物は妹へ譲ったり、処分したりするのですが…そういう時、特に、捨てる時、罪悪感があるのです。
物に感情移入してしまうというか…使わない物、誰かに譲ることもできない物は「捨てる」という行為が必要だとは理解しつつ、何かを捨てるとき、たびたび、「捨てる罪悪感」と、「買うことへの責任」のようなものを感じます。
丁寧な物選びの方法
そんな失敗が何度があったことで、私は、「テキトーな物は持たない、買わない」と決めました。
そういう物だけを選び、買う。
そうしたことで、家の中には「とびきりお気に入りの物」が満ちていき、一方で「捨てる罪悪感」は減っていきました。
テキトーな物を持たない、買わないようにすると、それに比例して、暮らしの質も高まっていくように感じます。
例えば、洋服。
「安いから」「セールだから」ではなく、「コレが欲しいから!」「コレにときめいたから!」で選んだ服がクローゼットの中にあるだけで、朝から心がワクワク。
それから、バッグ。
かつての私はバッグの衝動買い常習犯で、10個近く(以上?)バッグを持っていたこともありました。
でも今は、お出かけ用の小さなバッグ、ちょっとそこまで用のサコッシュ、書類などが入る少し大きめのバッグ、この3つが主力選手、且つ、とびきりのお気に入りバッグばかり。
なので新しいバッグは、よっぽどのことがない限り、もう買わない予定。
洋服にしても、バッグにしても、厳選して選ぶ。
そういうことを繰り返していると、厳選出来るようになった自分のことすら、好きになれる気がします。
テキトーな物は持たない、買わない
今日、マリメッコで、ずいぶん悩みました。
ウニッコ柄(マリメッコの代表的なデザイン。大きな花が特徴)、とは決めていたのですが、赤にするか、限定色にするか、ベージュや水色も捨てがたく…。
店員さんに見守られながら、ゆっくり、じっくり悩み、赤のウニッコ柄マグカップを選んできました。
そして今、さっそく、そのマグカップで紅茶を飲んでいます。
やっぱり…いっぱい悩んで、よかった。
「これでいいか」じゃなくて「これがいい!」と納得して選んだ物は、私を幸せにしてくれます。
それは私にとって、物に対する礼儀やマナー、尊敬の念のような考え方。
そして私を幸せにしてくれるマイルールなんだと、改めて、噛み締めています。
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