写真の目安は「3分の1」
私は、ちいさいものが好きです。
毎日身に着けているネックレスも華奢なデザインだし、作品もちいさいものが好き。
そして写真を撮る時も余白を大きく取ることが好きで、一時期はこんな風に写真を撮っていました。
ネットショップに上げる写真としても使っていたので、かつての私のネットショップの雰囲気はこんな感じ。
当時は、何の疑問も持っていませんでした。
でも「どうしたらもっと見てもらえるショップになるのか研究しよう!」と思って、他の作家さんのショップを見ていた時のこと。
「あれ…?もしかして、もっと作品を大きく撮った方がいいのかな…?」
そんなことに気が付いたのです。
自分のショップには、自分の写真しか並びません。
なので私は「他の作家さんの作品写真と並んだら、どう見えるか」ということに気が付けなかった。
「作品が小さく写っていて、作品の情報を伝えられていない」ということに気が付けなかったのです。
特集に掲載されているような作家さんの写真を見たり、憧れの作家さんの写真を改めてじっくり見てみたら、私の写真よりもずっと大きく作品が写っていることに気が付きました。
作品が大きく写っていると、写真から得られる情報が多くなります。
ネットショップの作品一覧では1枚目の写真しか表示されないため、「1枚目の写真から情報を伝えること」が大切だったのです。
ただ、当時の私はちいさく写すことが当たり前だったために、「どれくらい大きく写っていたらいいんだろう」ということも分からなくて。
色々な作品の写真をとにかく見て、考えて。
今は「画面の3分の1以上」という基準で撮ったり、編集したりしています。
そしてこちらが、今のネットショップの写真。
特に、1枚目の写真は作品の「顔」となるので、作品が大きく、美しく撮れた写真を採用しています。(ちなみにカメラはスマホ、小道具は100円ショップのもののみです。)
大きく美しく撮って、作品の魅力をもっともっと伝えたい。
そして作品を介して、お客様の日常に幸せをお届けしたいなと、思います。
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