見出し画像

亀は亀らしく。あせらず、下向きに。スリランカ食堂サライラサイの歩み

12月に入りましたね。今年一年を総括するにはまだ少々早いですが、ちょっと立ち止まって歩みを振り返りたいと思います。

もしかして、ターニングポイント!?

振り返って今年は、自分自身驚くほど変化に富んだ一年でした。後々「人生のターニングポイントは?」なーんて聞かれたら「2021年」と答えるのではないかと思うような月日。ただし、芸能人や著名人でもないので、そんなことを聞かれる日はまず来ないと思いますが(笑)

1月1日にnoteを始めて大好きなスリランカやスリランカ料理のことを綴り、その後4月には月に一度のスリランカ食堂を開くことになりました。そこからはとにかく思うことはやってみようと進めるうちに、あれよあれよと物事が進みました。

4月:月に一度のスリランカ食堂スタート
5月:回数を増やす(月に二度に)
6月:回数を増やす(月に二度に)
7月:出店場所を増やす(三箇所に)
8月:出店に加え出張料理でコース料理を提供
9月:出店に加え料理教室を開催
10月:出店に加え出張料理、料理教室、アーユルヴェーダのコラボイベント開催や講話会
11月:月に二度の出店とコラボイベント
12月:月に二度の出店とコラボイベント

こうやって振り返ると毎月何かしら新しい取り組みに着手していて、ちょっぴり自分で自分を褒めてあげたい気分。自分で考え、決断し、進めたことは、誰かの指示や意見を仰ぎながらチームで進める組織での仕事とはまったく異なる経験で、大変ながらも今を生きているという実感や手応えがありました。

画像2
料理教室でのスパイス講座

あえて、立ち止まる時間も必要

実行を伴わないで頭であれこれ考えるだけ、杞憂するだけ、というのは本当に時間の無駄です。どんな結果になろうが、ともかく前に進むには行動あるのみ。

しかし、相反するような物言いになりますが、立ち止まって考える時間も必要。「考える」というより、ボーッとする時間でしょうか。今、切実にそう思います。

出店場所も増えた夏以降はバタバタ忙しく、なかでも10月は本当に目の前のスケジュールに常に追われる状態で、まったく余裕がなかったと思います。

結局詰め込みすぎると溢れかえり。新しいものが入ってくるスペースがない。やはり余白や余力の部分が必要。今は無理やりにでもそういう時間を作らないとと思っています。そして、そういう時間にこそ、次につながるアイデアがふと浮かぶんですよね。

「はじめてのスリランカ料理」とは名ばかり。
盛りだくさん過ぎたと反省?の料理教室

あせらず、下向きに

今年の1月、京都八瀬の九頭竜大社でおみくじを引きました。普段、神社にお詣りすることはあってもおみくじを引くことは滅多にないのですが、九頭竜大社のそれは少し変わっていて、よくある大吉や大凶というお告げではありません。

九頭竜弁財天おみくじ
大吉・中吉・小吉といった形ではなく、自身が願いを込めたことに対して、また、その時の心の持ち方に対して、大神様よりのお言葉をいただく独特のおみくじです。(省略)驚くほどよく当たる霊験あらたかなおみくじです。
九頭竜大社WEBサイトより

その時の神のお言葉は「あせらず下向きに」。「下向きに」というのは「一歩一歩」いう意味です。

いつも目につくところへ
「下向きに」とは階段を一歩一歩上っていく姿を表します。謙虚に足元を見つめて進めば、気付いた時には高みに至ります。
九頭竜大社WEBサイトより

新年早々いいお言葉をいただいたなぁと、折に触れてこの言葉を思い出して「一歩ずつ」と言い聞かせてきました。というのも、時々一足飛びにいきたくなる悪い思考癖があるんですよね。

亀と兎で例えると、わたしは確実に「亀」タイプ。まさに一見歩みは遅く見えても「下向きに」進んでいくタイプ。ところが、時々「兎」タイプの人を見ると「いいな」「羨ましいな」「えーい、わたしだって」と跳びはねたくなるんです。そして結果は…やはり亀は兎にはなれません。

「あせらず下向きに」。
これからも亀は亀らしく、一歩一歩着実に。一年前と比較していろいろと物事が進んだいま、どんなお言葉がかけられるのか、次のお詣りが楽しみでもあります。

さて、今年を締めくくる12月の出店は3回。おかげさまでご予約もいただくようになり、感謝しかありません。
来てくださる方の「心と体をハッピーに」。スリランカ料理を通じて、今わたしにできることを着実にやっていきます!


この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?