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アーユーボーワン!光輝く島、スリランカ

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カレーだけじゃない!スリランカの文化や観光情報などを語っていきます!スリランカに行く方も行かない方もまずは妄想でお楽しみあれ♫
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記事一覧

4月21日は祈りの日。悲しい歴史は繰り返さない。スリランカの新年に寄せて

日本で祝い菓子を食べる一週間前の4月14日はスリランカの新年。お正月でした。 キリバットと呼ばれるミルクライスや、コキスと呼ばれる米粉のお菓子などを食べてお祝いをするのが当地の習わし。わたしも日本にいながらも、せめてこの2品は作ってお祝いをしたいなと思いながら、長期出張の日程と重なり(涙) せめてもと、仕事を終え数日遅れでバナナの葉に包まれたスリランカカレーを東京の友人宅でデリバリーしました。するとサービスで「お正月のお菓子をどうぞ」と、こんなお菓子をつけてくれて。仕事の疲

桃の節句じゃないけれど、スリランカ版女の子のお祝い | アーユーボーワン!光輝く島、スリランカ #5

「アーユーボーワン!光輝く島、スリランカ」では、スリランカのお国柄ー文化や習慣、観光などのスリランカ情報を自称・広報大使サライラサイがお届けします。 本日3月3日は桃の節句、ひなまつりでしたね。おひなさまを飾ってちらし寿司やハマグリのお吸い物を食べて…子供の頃の楽しい記憶が蘇ります。 スリランカでは全国共通の女の子のお祭りはありませんが、こんなちょっぴり恥ずかしいお祝いごとがあります。それは… ちょっぴり恥ずかしいパーティー「明日は親戚の家でお祝いのパーティーがあるから

スリランカってどんな国?| アーユーボーワン!光輝く島、スリランカ #1

2020年3月以来、10カ月ぶりの国際空港再開のニュースの真偽を確かめたく、今日スリランカの友人に連絡してみたところ、無事空港はオープンした模様。でも、観光客が自由に旅行できるようになるにはまだ時間がかかりそうです。 自称・広報大使としては、スリランカカレーはもちろんのこと、スリランカの魅力も知っていただきたいー。1日も早く自由な往来ができることを祈りつつ、これからは少しずつスリランカのお国のことも紹介していきます。 スリランカのイメージって?さて、みなさんは「スリランカ

えっ!?満月の日はお休み?1月28日はポヤデー。| アーユーボーワン!光輝く島、スリランカ #2

「アーユーボーワン!光輝く島、スリランカ」では、スリランカのお国柄ー文化や習慣、観光などのスリランカ情報を自称・広報大使サライラサイがお届けします。 今日はまだシリーズ2回目ながら、少々マニアックな話題を。 満月の日は、要注意!スリランカ滞在中に、知らなかったら「オーマイガ」となる日。 それがポヤデー。 「ポヤデー?なんですか、それは」 スリランカでは毎月1回、満月の日が祝日となりこれがポヤデー(Poya Day)と呼ばれます。仏教由来の祝日で、この日は不浄の活動が一

狂気の王の夢の跡。シギリヤ・ロック| アーユーボーワン!光輝く島、スリランカ #3

「アーユーボーワン!光輝く島、スリランカ」では、スリランカのお国柄ー文化や習慣、観光などのスリランカ情報を自称・広報大使サライラサイがお届けします。 今日は、ここを紹介せずにはいられない。王道の「シギリヤ・ロック」です。 スリランカ随一の観光スポット密林に忽然と浮かぶ巨大な岩石、これが「シギリヤ・ロック」。スリランカ随一の観光スポットで、世界遺産でもあります。 火道内のマグマが硬化してできた岩頸で、全方位が切り立った崖(絶壁)の一枚岩です。なんと高さ約200mもある岩山

紅茶畑はつづくよどこまでも| アーユーボーワン!光輝く島、スリランカ #4

「アーユーボーワン!光輝く島、スリランカ」では、スリランカのお国柄ー文化や習慣、観光などのスリランカ情報を自称・広報大使サライラサイがお届けします。 今日はスリランカカレーを離れて、紅茶のお話。 気候の差が、味わいに個性を「スリランカ」と聞いて、真っ先にイメージされるものといえばセイロンティーではないでしょうか。セイロンはスリランカの旧称で、スリランカで産出される紅茶の総称をセイロンティーと呼びます。 生産量は世界第3位、輸出量は世界第1位を誇る紅茶大国。世界の紅茶の1