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ベーシックセオリー(色のお話)

ベーシックセオリー(色のお話)

6月に入り、街には父の日アピールが、
目につくようになりました。

父の日のイメージカラー、イエロー。

黄色の花を種類を変え、色に幅を持たせてひとかたまりにすると垢抜けた美しさが表現できます。

色に幅を持たせることは、インテリアでもよく使われる手法です。

色の三要素

さて、今回は色についてのお話です。

中学生の時、美術の授業で習った色の三要素(三属性)を覚えていますか?色には色相(色み、色あい)、明度(明るさ)、
彩度(鮮やかさ)
の三つの性質があります。
ただし、無彩色は明度のみで色相と彩度はありません。
さらにすべての色の中で一番明度が高いのは白、一番低いのは黒です。

美術の教科書に載っている色相環や色立体は、確か定期テストには必ず出題されたのでは?と
思います。

この色の三要素は、インテリアやファッションの色合わせを考えるベースとなります。

教科書通りのかための言葉で書きましたが、色の三要素は、日常生活で、特に女性は、覚えておくと便利です。

例えば、美容院でカラーリングを決める時に手渡されるカラー見本帖。同じブラウンでもたくさんの種類が並んでいて、一つに絞ることが難しいと感じたことはありませんか?

勿論、プロに委ねてしまっても良いのですが、色の仕組みがわかると自分の肌の色が黄色を
含んだベージュか、赤味のあるベージュかを判断することができ、髪の色も似合うブラウン、
選ぶべきブラウンが、だいたいわかってきます。

その上で、プロに相談すると的確なアドバイスを受けることができます。
夏と冬で色を変えたい時もベースはそのままで、明るさだけをライトかダークに変えると綺麗な髪色に仕上がります。

同じことは、口紅やネイルにも当てはまります。
特にベージュ系のネイルは似合わないと悪目立ちしがちなアイテムです。
ネイルや口紅のように肌に直接のせるものは、違和感を感じた瞬間、立ち止まって考えることも大切です。

お洒落ですね

『おしゃれですね。』は『似合っていますね。』
と同じ意味だと私は捉えています。
どちらの言葉も、人から受け取ることができれば、嬉しい気分になります。

さて、インテリアではこの色の組み合わせ、カラーコーディネートがもっとも大切な作業に
なります。

次回は家の外観はもちろん、自宅に友人を招いた時、『おしゃれですね。』と言われる色合わせのコツをご紹介していきます。

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