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インテリアデザイナーの引越し顛末記PartⅡ-10

引越し顛末記パート2も10回目になりました。

先々週は引越し疲れを癒す旅を夫と2人で堪能しました。

先週は、中途半端に引越し荷物を放置していた寝室のクローゼットを片付けました。
片付けに要した時間は1時間足らずでした。

見て見ぬふりを続けたクローゼット内部でしたが、ようやく段ボールが減り、風通しが良くなりました。

リフレッシュできたことで、気力がチャージされたと思います。

集中力を維持し続けることは難しいですね。

さて、水まわりの最後はキッチンのご紹介です。

キッチン

上段奥まで見渡せる冷蔵庫

引越し時、一番大変だったのは片付けではなく、大きな家具や家電の処分でした。

冷蔵庫は搬入時、干渉した階段灯を木っ端微塵に破壊した過去があります。

幅だけでなく高さもある食器棚は、事前に可能な限り解体してもらいました。
準備万端で迎えた当日でしたが、食器棚を階段から運び出すことはできず、ベランダから吊り下ろしました。

この経験を踏まえ、新たに冷蔵庫と食器棚を新調する際の最優先事項はサイズになりました。

スペースに余裕があっても、取り回しのしやすさを考え、1段階小さめの物を選ぶことを考えました。

冷蔵庫は無理ですが、食器棚はいざとなれば、自分たちでも動かせる大きさにしたいと思いました。

機能性>安全性>審美性

いつもであれば、最優先しがちな色やデザインが一番下に位置したのは、引越し当日の経験が関係しています。

冷蔵庫は標準的なものより、約15cm低いタイプを選びました。
その結果、上段の奥まできちんと見渡すことができ、手入れもしやすくなりました。
ほとんど拭くことのなかった冷蔵庫本体の天板にも手が届きます。


食器棚

カウンタータイプの食器棚

引越し前の食器棚は幅140cm ×奥行50cm×高さ200cmでした。
新しく購入したものは、幅が120cm×奥行50cm×高さ92cmです。
収納量は以前のものから半分以下、約40%程度まで減りました。

引越しを機に長い時間をかけ、集めてきた洋食器の大部分を
処分しました。
手元に残すものは、今回の食器棚に収まる量までとし、厳選しました。

1段目はカトラリー類

カトラリーケースとして使っているのは、100円ショップのセリアで購入した金属性のトレーです。
プラスチックでないところが気に入りました。
パズルのようにぴったりと収まるサイズ感も嬉しい。

引出しの底板に滑り止めシートを敷くことでトレーだけでなく、食器同士が揺れてぶつかることもありません。
引出し収納に滑り止めシートは必要不可欠だと思います。

2段目はマグカップやお椀を
3段目はプレートたち
4段目は中皿やガラスの器
奥行きのある引出しには大皿を

食器は、写真のものがすべてです。
白をベースにグレー、シルバー、ブルーグレー、ブルーの縁取りや模様が描かれたもので構成されています。
一番多いのは、ウェッジウッドのヴェラ・ワンシリーズ。
その他はアルマーニ・カーサ、ジアン、イッタラなど。
ブランドは異なりますが、好きな色合いで選ぶと統一感がとれ、食器棚を開けた時に色のノイズが生まれません。

中皿と大皿は、YouTubeで紹介されていた無印良品のファイルボックスを使いました。
ファイルボックスの底にも上述の食器棚滑り止めシートを敷きました。
引出しとファイルボックスの幅がぴったり(シンデレラフィット)で少しテンションが上がりました。

キッチンセット

天板にはモノを置かない
towerのフライパンスタンド
下段には使用頻度の低いものを
シンク下は洗剤などをセットして

キッチンセットも浴室やトイレ同様、掃除が煩雑なスペースです。
心掛けたことは、「天板にモノを置かない。」ただ1つ。

片付けが終わったら、天板を写真の状態にします。

五徳を外し、排気口にはカバーを

最後に自宅をいつも美しく整えている友人や担当したお客さまから学んだコツをご紹介します。

掃除が嫌いだから、手入れのしやすい環境を作る。
水平面にモノがないと視覚的にすっきりするだけでなく、拭き掃除もしやすい。

ご参考になればと思います。

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