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大人の旅スタイル〜タイ・バンコク〜⑥

バンコク3日目。
今日はバンコクで行きたい所
No.6ジム・トンプソンの家
からスタートです。

あまり暑くない時間帯に到着するため、9時にホテルを出発しました。交通手段として、今回夫はGrab(グラブ)という配車アプリを使い、タクシーを利用しました。アプリに現在地と目的地を入れて検索すると、周辺にいるドライバーとマッチングするシステムです。バンコクに滞在中、このGrabのおかげで安心してタクシーを利用することができました。
バンコクに行く際は、このアプリを登録しておくと便利だと思います。

ジム・トンプソンの家

ジム・トンプソンは1906年生まれのアメリカ人です。中略
彼は家内産業であったシルクの手織りに興味を持ち、その普及に没頭しました。その結果、タイシルクの名を世界に広めました。

ジム・トンプソンの家チケット
ジム・トンプソンの家
指定された時間に集合

エントランスで入場券を購入し、ツアーガイドの言語を英語、フランス語、中国語、タイ語の4種類から選びます。日本人だと告げると、他の選択肢はなく英語グループになりました。こちらは勝手に見て回ることはできません。必ずいずれかのグループに入らなくてはいけないシステムです。ガイド付き入場券は200バーツ(約800円)。指定時刻の10時40分までは各自自由散策。私は併設されているショップを覗いてみることにしました。

クッションカバーの高度な色重ね

バンコクで買いたいものNO.1ジム・トンプソンでインテリア雑貨を買うを実現するため、見学ツアーの前に下見をしておきます。旅のコーディネーターである弟から、昼食後はジム・トンプソン本店に案内する予定だと聞き、インテリア雑貨を中心に心惹かれる商品をピックアップする作業を楽しみました。
この時点では、自宅のインテリアを思い浮かべながら、使いたい色、足したい色を中心にクッションカバーやランチョンマットなどを選んでいました。

発色の美しいオブジェ
インテリア雑貨のディスプレイ
vividな色遣いも好ましい

見学ツアー

10時半過ぎ、ツアーが始まりました。タイ人の話す英語は発音が明瞭で私たち日本人にも聞き取りやすいと感じました。

エントランス床

アメリカンスタイルのインテリアで良く見かけるブラック&ホワイトの床が出迎えてくれました。
日本国内の店舗等で見かけるリノリウム(塩ビシート)とは異なり、大理石を使っているところがこの上なく贅沢です。
かつジム・トンプソン氏が伝統的なタイ建築様式の住宅にアメリカンスピリットをひと匙加えているところが印象に残りました。

1階は外部と内部の仕切がないスペース

雨季のタイに対応した高床式の構造です。風が流れ、冷んやりとした床が気持ちの良い空間です。

2階住居スペース
チーク材とくすんだ赤が目に残ります
大きく切り取られた窓には豊かな緑が
タイの食器ブルー&ホワイト
緻密な装飾が美しいゴールドの扉
アンティークの食器が収められた飾り棚

2階の住居はまるで美術館のような設えです。チーク材をふんだんに使った内装は統一感があり、とても美しく仕上げられています。
緻密に描かれたゴールドの扉は、黒地に金という私がもっとも心惹かれる色の組み合わせです。
また左右対称を意識した装飾品の展示の仕方にもジム・トンプソン自身のこだわりを感じます。
ここで今回バンコクで買いたいものNo.2ベンジャロン焼きのアンティークに遭遇し、その緻密な絵柄に惹かれました。

見学ツアーの所要時間は約40分、緑に囲まれた屋内ということもあり、エアコンなしの空間でもさほど暑さは苦になりませんでした。ただそれは私だけだったようです。こんな家に住みたいと話した時、誰からも同意は得られませんでした。
併設のカフェでアイスカフェラテを飲み、ひと休みした後、Grabでタクシーを手配し次の目的地に向かいました。

昼食は、プー・パッポン・カリーで有名な『ソンブーン シーフード』へ行きます。
昼食後、歩いてジム・トンプソン本店に向かう予定です。

今回のジム・トンプソンの家
はインテリアに興味のある方にお勧めしたいスポットです。ぜひ、お出かけください。

チークはシソ科チーク属の落葉性高木の総称。アジアの熱帯モンスーン気候地方に分布する。堅く、伸縮性が小さく、水に強い高級木材である。船舶、家具、建築材に使用される。

wikipediaより

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