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インテリアコラム②私と家を支えてくれる人

慌ただしい日々の中で

長い間、時間に追われる生活が当たり前でした。
朝、慌ただしく支度をして会社に向かう。
向かう先は、オフィスだけとは限りません。
建築中の現場や家具のショールーム、お客さまのご自宅など時間も場所も異なります。

建築現場はオフィスと違ってスタートが早い(大体8時スタート)ため、家を出る時間もうんと早くなります。

朝が弱い私は、出発の2時間前に起こしてもらうことを夫に頼むのが日常でした。当たり前のように。

水まわりの掃除

週2日の休み(私は平日休み)は、1日目を家事に2日目を自分のメンテナンスに当て、バランスをとりなから過ごしていました。
メンテナンスは、病院や美容院、ネイルサロンなど身体のケアと美術館や観劇など心のケアです。

家事は、部屋の片付けと掃除機をかけることで終了。拭き掃除は苦手で、滅多にすることはありませんでした。

水まわりの掃除は全て夫に任せっきりでした。
トイレは、使うたびに。
お風呂は毎日の掃除と彼が休みの週末には、カビ取りや排水口の掃除などを黙々と。
浴室の壁や床が真っ白で気持ちが良いと感じた瞬間、始めて掃除したことに気付く鈍さにしばしば反省しました。

掃除に使う洗剤類は、新居でも夫がお勧めのものを揃えています。

掃除を楽にする事前準備

新居は、掃除やメンテナンスが楽になるように、夫と2人でYouTubeから得た情報を取捨選択し、事前準備をしました。

入居前、鍵を受け取った段階で部屋中のサッシ際や巾木と壁紙の段差部分に防カビタイプのマスキングテープを貼ったのは夫です。根気のいる作業を彼は黙々と続けていました。

以前からサッシの溝と巾木のカビ掃除の難しさに憂いていたそうです。
私はと言えば、サッシの汚れは見て見ぬふりをし続け、巾木に至っては夫に言われるまでカビの存在に気付いていませんでした。

天板と壁の隙間にマスキングテープ
窓カウンターとサッシの隙間にマスキングテープ
巾木と壁紙の間にマスキングテープ

家事労働を軽減する

引越しを機に家事労働を、減らすため、2人で5つのルールを決めました。

1.洗濯物は干さない

ドラム式洗濯機を活用して、基本的に洗濯物は干さず、乾燥機に任せることにする。
但し、乾燥機に向かないものと
おうちクリーニングは除きます。

2.掃除はロボット掃除機を使う

掃除機はかけず、ロボット掃除機の電源をオンにして外出することを習慣にする。
床にモノを置かないことに加え、全室の扉を開けておくことを徹底しました。

3.自動調理家電を活用する

メイン料理は、シャープのホットクックを使い、可能な限りキッチンに立つ時間を減らすことを習慣付ける。

レンジ台を使う頻度を減らすことで、レンジ周りの掃除も楽になります。
オーブンレンジと併せて活用することで、料理の家事負担を減らすことにしました。

4.水まわりは予防に重点を置く

今回、初めて力を入れた項目です。
防カビテープや隙間埋めテープ、撥水コート剤や換気扇カバーの類など汚れに対しての予防策を取り入れました。

5.余計なものは持ちこまない。

インテリアの仕事を始めた時、研修で学んだ忘れられないワードがあります。

き・す・もの法則

女優さんのように美しい講師が
発した言葉が今も音と一緒に残っています。

き・す・もは片付けの法則。
き→決める
す→捨てる
も→戻す
シンプルで、覚えやすいルールです。
今、1つだけ加えるとすれば、重ねて「も」だと思います。

も→持ちこまない

モノの定位置を決め、戻す。
定位置を持たないものは捨てる
が、き・す・もの基本です。
捨てる前に持ちこまないを加え、き・す・も・もの法則を考えました。果物みたいで可愛いと思いませんか?

家事から解放された時間で読書を
在宅ワークがしやすい環境を整える

今回のテーマ、私と家を支えてくれる人は、夫です。

家事労働を出来るだけ軽減して
空いた時間を自分のために使えるようルールを作り、実践してくれました。

いつも話していますが、私は色やデザインに拘りすぎるため、どうしても機能面や利便性を見落としてしまいます。

そんな私の軌道修正をしてくれるだけでなく、美しい空間を認め、それを維持する方法を考えてくれる夫の存在に感謝します。

ご参考になれば、嬉しいです。

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