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鞭と無知:サーカス🎪🤡には行かない

私は、小さい頃一度だけ母に連れられ、ボリショイサーカスを見に行ったことがある。

ムチを持った動物使いが、ステージの床をそれで叩き、パシン!と大きな音を立てると、トラが火の輪をくぐったり

足にクサリをつけられたゾウが片足で立ったりしていた。その横には、またもや動物使いがいて、カギのついた棒のようなものを持って、ゾウの体を突いたり、叩いたりしていた。

空中ブランコや玉のりなど、人間がやっていた芸は全く記憶がなく、動物を威嚇する動物使いがいたことと、曲芸をやらされているトラとゾウしか覚えていない。

記憶にはないのだが、私は途中で泣き出してしまい、母に帰りたいとせまったと、後から聞いた。

世のお母さんお父さんたち、サーカスの動物たちがどのような扱いを受けているか知っていますか?ググれば今ならいろんな情報を得ることができる。無知のまま子供たちに、サーカスって面白いね!トラさんもゾウさんも可愛いねー、と口走るのは、大人として、子供を育てる親として、「無知」であると断言したい。

真実を知ってそれでもまだ、サーカス大好き!というのならそれはあなたの選択。そんな悲しい真実には目を向けたくない!というのもあなたの選択。

でも私が素敵だと思う人間は、真実をもとに自分の考えをもった人間。

私は動物を使っただしものをしているサーカスには断固反対だ。私の子供達には小さい頃から説明をし、サーカスに連れて行ったことは一度もない。

「むち」を持って動物に芸をさせている人間と、「むち」故にそれを見て喜んでいる人間の愚かさに、恐怖さえ感じる。

無知であることは罪だ

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