星が見せる風景~夢

あなたの将来の夢はなんですか?

成りたい自分はどんな自分ですか?

こんな風に聞かれて、自分が空っぽだって気がつきました。それを一般的には、欲がないというのかもしれません。ないわけではないでしょうが、いつの間にかどこかへ置き去ってきたか、埋めてしまったか、蓋をしてしまったか、とにかく潜在意識の奥の奥にしまいこんでしまったようでした。

その引き出しを開けたときのことを思い出して書いてみます。

ルームセラピーのワークから

2017年のことです。当時私は、ピラティスの個人レッスンを受けていて、体のバランスを整えていました。良い感じになってきたのに、いまひとつピリッとしないので、ルームセラピーをしてみたら?なんてアドバイスを貰い、早速やってみました。そこで言われたことがあの台詞です。

「あなたの将来の夢はどんな夢ですか?どんな自分になりたいですか?将来夢が叶ったあなたは、どこで何をしていますか?」

え~~~?  わからん・・・  考えてない・・・

そう、考えたことがなかったのです。そこで私が思いついたのは・・・

「プロヴァンスに住んで、自分の馬が走るのをドバイに観に行く」

プロヴァンスというのは、ワークの前にテレビに映し出された風景にハーブがあって、それを料理に取り入れているというもので、その時、白いご飯がなくてもハーブがあれば暮らしていけるわと思ったのを思い出したからでした。

馬がどこから出てきたかといえば、プロヴァンス=フランス=凱旋門=凱旋門賞という連想かもしれません。

ドバイというのは、丁度ドバイワールドカップの話題が報道されてい時期だったからです。その時、ドバイで星になった馬のことを思い出したんです。どんなところなんだろう?砂漠の真ん中なんだろうか?当時のニュースを聞いたとき、とてつもなく遠いところで未知の世界だと感じたのを思い出したのかもしれません。

キーワードと星を読む

このワークの日辺りの星の盤面をみてみました。2017年2月の節分の頃でした。太陽が水瓶座にあって、そこにMCがあります。

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これからの仕事にしようと思って出かけた日にちは合っています。情報を提供する仕事で、乙女座にドラゴンヘッドがあるので、部屋の整理整頓などのアドバイスなのでテーマも合っています。仕事のテーマは家の中ですが、私の意識は外に向いています。海外からの情報は魚座に海王星があるので、インスピレーションに繋がります。

プロヴァンスやドバイといった、未知の世界へ飛び出したいという欲求が潜在意識の奥深くにあって、ひょっこり顔を出したようでした。

このワークを終えた後、まずは自分の寝室の模様替えを行い、壁の絵の位置を調整したり、目に見える物の位置を変えたりしました。そうしているうちに、一口馬主を始めることになりました。馬主気分で過ごすということですね。

白い馬と牧場

そんなある日、私の夢に白い馬が出てきました。その場所は、山のような森のようなところで、木々や草が生い茂り、白い柵がありました。植わっている木の感じは、どうも日本の風景にも似ていて・・・といいますのは、そこら辺の山でみたことがあるような木が植わっているなあと感じたのです。

あれ?フランスじゃないの?と、夢の中の風景を見ながら思いました。

そこに現れた白い馬がこっちに向かって歩いてくるのです。

この白い馬はどこから来たんだろう?と、寝ながら真剣に考えました。

その当時は、まだ茶色の馬に出資を始めたところだったので、白も芦毛もご縁がありませんでした。しかし、白いのはその馬だけで、辺りを見渡したら茶色い馬が寝転んでいたり、群れていたり、暖かい日差しを浴びて気持ちよさそうに過ごしています。

な~んだ、茶色もいっぱいいるじゃん。

その先には、緑の草原のような牧場の風景と遠くに建物らしき物が見えました。私の傍には白い馬がいて、足元には犬がいるような感覚がありました。人もいます。どんなところなのかは分かりませんが、この風景は時々夢に現れるようになりました。

偉大なる救世主現る

それから半年ぐらいしてから、芦毛の馬に出資をすることになりました。芦毛の馬の写真が2頭あったのですが、そのうちの1頭を息子が選びました。その馬には「グランソヴァール」と名前がつけられました。フランス語で「偉大なる救世主」という意味があります。

夢に出てくる馬がこの馬なのかどうかは未だにわかりません。グランソヴァールはまだ現役だし、真っ白にもなっていないので、よくわからないのです。ひとつだけ言えることは、その名の通り、何か救われた気分になっているということです。

グランソヴァールが生まれた日の、ヘリオセントリックの盤面を読んでみました。水星と土星120°、木星と冥王星120°で繋がっています。所属する仕組みの中で周囲の援助と情報を得て進んでいく力を元々持っていて、発揮することができます。地球と水星180°で向き合っているので、スピードの調整が入ります。つまり、適正距離で見直しが入るということかもしれません。冥王星と火星72°も良縁が仕事や行動に繋がる暗示です。金星が多くの星と繋がっているので、成長はゆっくりかもしれませんが、無理はしないので怪我はないかもという風に読み解きました。

怪我をしないで、長く活躍して、引退後の余生が安泰であればいいと考えていたので、それまでの間に受け入れ先の仕組みが整えば良いなと考えています。

夢に出てきたのは、グランソヴァールだったのかはまだ不明です。

夢の森へようこそ

ところが最近、びっくりするようなことがありました。

9月の放送のゲストに出演して頂いた方から、ある写真を頂いたのは収録直前のことでした。写真というよりも、完成予想図でした。引退馬の牧場を作る計画があるということで、そのお話を興味深くお聴きしました。

収録を終えて、実際の現地の今の写真を送っていただいてびっくりしたのです。作業段階の森の写真で、徐々に牧場らしくなっていっているというものだったのですが、そこに植わっている木と柵と緑の草の感じが、夢で見た風景に酷似していたのです。

あまりにびっくりしたので、夢の話を伝えてみたところ、なんと、白い馬の写真が送られてきました。

この馬でしょうか?

これまたびっくりです。雰囲気がかなり似ています。

答えにたどり着くには、実際に現地に行ってみるしかありません。

場所は成田空港から車で1時間ほどのところです。成田からほど近い・・・なんだか答えにたどり着いた気がしています。

収録日の盤面では、魚座に海王星があります。インスピレーションはあったっているようです。

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乙女座の太陽が、情報を使って整えるお手伝いをせよと言っています。そこは楽しい場所で多くの人が集うとあります。小さなコミュニティの集まりになるけれど、バランス良くサポートできる仕組みが出来上がると読み解きました。

馬主さんが、それぞれの思いで馬を預ける施設でもあり、家族が面会に来るように馬に会いに来る、ホースセラピーもできて、ファンも会いに来る。理想的な空間だと感じます。

私が夢で見た風景、現実にあったらいいなと思い描いた空間を実際に作ろうとしている人に出会えたことが驚きであり、最大の喜びでもありました。

夢のまとめ

夢とは、現実離れしたものでもないようです。実現できるもの、実際に手が届く物も全て、手に入るまで、実現するまでは夢と呼びます。

現実とかけ離れた夢を思い描いたとしても、それが誰かをシアワセにするものだったら、その時がきたら実現できるし、実現に繋がる救世主が現れるのですね。

私は、自分を出すのが苦手でした。出してはいけないと押さえ込まれて育ったので、そのブロックを外すのにかなり時間をかけてしまいました。情報発信をしてみたら?というアドバイスに従って行動してみたら、運命の歯車が少しずつ換わって行きました。

夢を現実のものとして形にするお手伝いが、一つずつ実を結び始めています。整える空間は、部屋だけではなく、どんどん大きな広い空間になってきている気がします。


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