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運が良い人・運が悪い人~お釈迦様の「蜘蛛の糸」

皆さま こんばんは。
玲月彩良(れいげつ・さら)です。

ブログを書いていたら、日が変わってしまいました…💦
昨日はとっても寒かったですね。名古屋ではその前の晩から雪が降っていて
朝起きたら、車の上にも雪が積もる雪景色になっていました。
もこもこのおうち靴下が欠かせない寒がりの私です。皮膚が温度差に弱いらしく?しもやけになりやすいのです。

新年を迎えてから、「開運」「運気」という言葉が最近は世間を賑わせていますね。私も鑑定のご依頼では、今年の運勢が多いです。

占いでは運の出方や運の幅に違いはあれど、すべての人は運のバイオリズムを持っていて、良い時と悪い時があります。運気が良い時ばかりの人はいないですし、反対に運気が悪い時ばかりの人もいないです。

ご本人の体感基準でも違ってはきますが、「運が良い」とは、自分が楽に生きられたり、願いが叶いやすい時、「運が悪い」とは、自分にとって悪いことが起こったり、物事が停滞して進みずらい時です。

私の私見ではありますが、運の良し悪しというのは、事象として出てくる部分だけではなく、その人の思考が運を上げる思考であったり、運を下げる思考になったりすることが、大きく作用すると思っています。

運が悪い時期というのは、自分で運を下げる行動をとってしまいたくなる思考になる可能性が高い時期なのです。

運が悪い時期でも、運を下げるような行動をとらないように自分を律していくことができれば「大難を小難に 小難を無難に」変えることはできます。

人は持って生まれた宿命の運気の流れからは残念ながら、逃れることはできません。ただ、宿命をどう生きていくかは、自分の日々の取捨選択に託されています。自分の今の行動、そして自分の今の意思が、結局は自分の人生を決める大きな要素となってくるのです。

そうは言っても、運が悪い時は自分の悪い部分が出やすい時期です。なかなか大難を避けるような思考になるのは難しいです。だからこそ、事前に占いで自分の宿命を知り、運を悪くさせてしまう自分の悪い部分を自覚することが大切だと言えるのではないしょうか?

自覚すれば、直すことはできますし、防ぐことも可能になります。

人が自分で運命を作っていくために、占いはこの世に存在すると私は思っています。

自覚することで、一人よがりな自分になることを避けられます。運が悪い自分を助けてくれる人の存在にも気が付くことができるようになり、感謝の気持ちが持てるでしょう。そういった方には、周りも惜しみなく助けの手を差し出そうとしますので、運の悪さは軽くてすみます。

逆に運が悪い自分を認められなくて、いつまでも「運が良い」自分の幻影に固執する独りよがりの思考の人は、運の悪さをずっと引きずってしまうような気がしています。

ここまで書いて、芥川龍之介の有名な小説「蜘蛛の糸」を思いだしました。
「餓鬼」になり果ててしまわないような心でいたいです。

「お金は天下の廻り物」と言いますが「運も天下の廻りもの」の部分はあるように私は思っています。

そう考えると、欲しがるばかりで与えることができない人こそが本当の意味で、運が悪い人だと言えるでしょう。

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