見出し画像

企業のハラスメント対策の「今」

♯SAPPORO DIVERSITY FORUM「管理職向けセミナー~ハラスメントを生まない社内コミュニケーションのイロハ~」講師の社会保険労務士法人MIKATA代表社員、本間あづみさんに、今、現場で起きている「企業のハラスメント対策の現状と課題」についてお話を伺いました。

ハラスメント対策に取り組む企業は増えているけれど・・・

「社会の変化として『働き方改革』や『ハラスメント対策』に取り組む企業が増えてきています。一方で労働局には『いじめ』や『嫌がらせ』に関する相談も増えていて、企業の課題も浮き彫りになってきています。多様性を受け入れながら働いていく中で、お互いの価値観の相違によるハレーションが起きているんです。しかし、その課題に対して企業がなかなか取り組めていないのが現状です。企業も働き方改革を進めなくてはならないのですが、人材確保が厳しくなっている昨今、企業にも余裕がなくなっているように感じます。」

変えていくためにできること

「一番重要なのは企業のトップである経営者がハラスメントに対する意識を持ち、多様な働き方を促進することです。しかし、トップがそれを重要なことと考えていなくても、今回のようなセミナーをとおして、管理職が積極的にハラスメントについて学ぶことで現場を変えていくことは十分可能です。」

セミナーをとおして皆さんと考えていきたいこと

「遠回りに感じるかもしれませんが、『働くということがどういうことなのか』『どういう環境が社員にとって理想の働き方なのか』を考えることが、社員の幸福度を上げ、企業の成長戦略にも大きく影響していきます。今回のセミナーをとおして、これらの課題を一緒に考えるきっかけにしてほしいです。」


本間 あづみさん(社会保険労務士法人MIKATA 代表社員)
特定社会保険労務士、ITコーディネーター
札幌中小企業支援センター「ひとサポ(人材確保相談窓口)」アドバイザー

2002年に社会保険労務士として開業(社会保険労務士法人MIKATA)。働き方改革、仕事と家庭の両立支援、ハラスメント対策等、働きやすい職場作りのコンサルティングやセミナー実績多数。代表を務めるワーク&ライフインテグレーション株式会社では、企業のハラスメント外部相談窓口サービスも提供している。



本間あづみさんにご講演いただく、#SAPPORODIVERSITYFORUM「ハラスメントを生まない社内コミュニケーションのイロハ」参加申し込みはこちら▼



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?