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我が子は嘘をつかないという幻想。

お久しぶりです。

ご無沙汰しております。SaPoです。

日常が戻りつつあり、新しい生活様式が芽生えはじめてもいるそんな今日このごろですが、皆様ご機嫌いかがですか?

私はというと、長らく続いた外出自粛生活も終わりに差し掛かり、少しずつ行動範囲を広げているところです。


これは困った。どうしよう。

さて今回は、非常に困った事件に巻き込まれた際に得た気づきを共有します。

私の家は賃貸物件で、1つ上の階には4人家族の世帯が住んでいます。

とはいうものの、私はお母さんしか見たことがなく、子供の声や足音が聞こえてくるくらいで特に関わりはありませんでした。ところが先日、そのお母さんとお子さんが私の部屋を訪ねてきました。

やや取り乱した状態にも見えたお母さんは、お子さんが下の階に住む眼鏡の男性に「いつも足音がうるさい、仕返しに学校で待ち伏せするぞ、勉強するんじゃないぞ。」と脅された、と私に言いました。

無関係過ぎて、とりあえずそんな事があったんですねとしか思わず、なんの報告なんや?と思っていたのですが、その後の言動で彼女は犯人が私であると決めつけて家まで押しかけてきたとわかりました。


濡れ衣がすごい。

そして、お子さんにこの人に言われたのか?と目の前で問いただして、その子は最初違うと言ったのに、強く訊き直して、半ばこの人だ。と無理やり言わせて犯人扱いされたのです。

流石にちょっとまってくれと、

”メガネをかけた下の階に住む男性” 

確かに私はこの特徴と合致している。しかし、身に覚えがないどころかその子の顔は初めて見たんやけど、、、、

唐突にやってないことの証明、いわゆる悪魔の証明を求められた極めてタフな状況が訪れました。

正直、何から突っ込めばいいのかわかりませんでした。

「まず、子供が脅された事実の有無に関しての真偽は一旦置いといて、
当然身に覚えがないし、脅してないことを完全に証明することはできないが、誰かに脅されたことが事実であれば、危険あるので何かあれば協力します。」

と伝えましたが、納得はしないけどとりあえず引くみたいな態度を取られ、ただただ気悪い思いをさせられたのでした。


落ち着いてよく考えて。

ここで考えたい。
根底に垣間見える我が子は嘘をつかないという幻想。

親であれば、自分の子供は可愛いし、良い子で嘘などつくはずはないと思っっているのではないでしょうか。

では、こう考えてみてください。
あなたは幼少期、両親に嘘をつかなかったのでしょうか。


ここで注意していただきたいのは、子供が脅されたと嘘をついていると決めつけているわけではありません。

そしてここで共有している理由も不快な思いをしたという愚痴を零すためではありません。

子供の発言を親はどこまで信用すべきなのか、を深く考えなければ、
我が子を守るという正義心で親が暴走してしまうかも知れないというリスクを身を持って体感したためです。


では、どうすればよかったのか?

では、親としてどのような行動が適切だったのでしょうか?

どれが正解で、どれが不正解なのかは極めて恣意的なものなので、大いに異論は認めますが、私だったらどうするか考えてみたいと思います。

まず、考えるべきは子供が脅されたという事実の真偽です。


ここは深く考えず、嘘の可能性を把握しながら我が子を信じ、本当であると仮定して行動します。

では、具体的にどう行動するのがよいでしょうか。
ここからは優先度の高い順に対処法をあげていきます。

・子供が一人になる時間を限りなくす。
・防犯カメラを設置する。
・親単体で近所の人に聞き込みを行う。
・目撃者や身の危険が確信となれば管理会社、警察等の第三者に相談する。

というか、子供と一緒に容疑者?のところを訪れて犯人かどうか確かめるといった行為は、かなり危険ではないのでしょうか?

また、今後も続くであろうご近所づきあいを考慮したら、せめてまず親だけで来て子供がこんなことを言われたそうなんですけど、、、って感じで聞いてくれたらなと思ってしまいました。

他人の行動から学びを得る。

親なら誰しも子供を守ろうという気持ち、そして義務があると思います。
これに関しては全く異論はなく、理解出来ます。
今後自分が親となる機会に恵まれるかはわかりませんが、少なくとも自分は感情任せやリスクヘッジのできていない行動は謹み、子供を守るという目的を見失わないよう努めたいと思います。

おわり。

愚痴を言いたいわけではないと言いつつも、不平不満の多い投稿となってしまい申し訳ありません。

兎にも角にも、皆さんご近所づきあいにはご注意あれ!



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