医療をもっと身近に!そして「(ミニ)げんき塾」体験 2月サポの日 NPO法人 地域医療連携団体.Needs
サポセン イノです。ちょっと報告が遅れてしまった…
先日開催した2月のサポートセンターの日(サポの日)のことです。
これは毎月、概ね第4木曜日前後に、開催しているもので、いろんなNPO法人さんの活動を、市民の方々に知っていただこう!っていう事業です。
今回のゲストは
NPO法人地域医療連携団体.Needsさんでした。
30歳前後の医療、福祉関係者が中心となって組織している団体です。
ほかの団体に比べて、若い感じもしますよね(笑)
でも彼らは医療・福祉のスペシャリストの皆さんなんです!
すごく、医療・福祉に関連していろんな事業に積極的に取り組んでいらっしゃるNeeds さんですが、この日は主に二つの事業について説明をいただくとともに、一つは実際に体験会も実施していただきましたよ!
NPO法人 地域医療連携団体.Needs(ニーズ)
北九州市はご存知の通り高齢化が進んでいます。
政令市の中でNo1.です。
老後に住みたい街ランキング上位
子育てしやすい町ランキング上位
みたいなことも良く言われています。
この大きな要因の一つは、医療施設の充実にあるとも言われます。
つい先日、選挙事務の際に立会人の方とお話する中で、
こんな話を聞きました。
あまり意識したことはありませんがこんなことからも病院に行くということは結構当たり前で、日常的なことになっているのかもしれません。
ただ、その分、医療費の負担は高騰していきますし、
医療従事者の人手不足も顕在化してきますね。
結局どこかで限界は訪れるということになりますよね。
そういったことを大きな社会課題ととらえ、
北九州市に拠点を置き、活動していらっしゃるのがNeedsのみなさんです。
ちなみに、Needsさんの団体の運営方針には以下ののことが掲げられています。
「Vision」
誰もが幸せに暮らせる地域社会の実現
「Mission」
医療福祉をもっと身近に
医療を生活の場「川上にも広げる」
山があって、川が海の方へ流れてきているような町、
川上の方で皆さんが暮らしている地域があると思ってください。
病気になる、怪我をする=川に溺れる
溺れて流れてきた人を川下の医療従事者が引き上げ助け、
治療をして川上に返す。
こう考えたとき、人が抱える課題は、
病院=川下
にあるのではなく、
生活の場=川上
にあるということになります。
なので…
生活の場=川上
にみんなでで支えあう医療、福祉が必要になってくる。
というのが、
Needsさんの掲げる「医療をもっと身近に!」というところにつながってくるお話でした。
川に溺れないように予防する。
川に落ちてしまっても自分で泳げるように…
健康教育などを川上で行い、
みんなで支え合うことが必要ということです。
げんき塾
ここからは、現在Needsさんが取り組まれている活動の一部をご紹介します。
一つ目は「げんき塾」です。
自分で自分の
健康
病気の予防
に繋げてもらうことを目的としているもので、
医療福祉の有資格者による講座と
健康運動を組み合わせたハイブリッドな体操教室です!
そして、
学んだ運動の大切さや方法を身近な人に広めてもらうことで、
「地域の健康」に役立ててもらうことも重要とお考えのようです。
「げんき塾」では、複数回参加してくださった方に
「地域健康ケアサポーター」という資格を発行しています。
これは自分自身の健康や予防にも繋げてほしいとの思いはもちろん、
回りの身近な人や大切な人にも運動の大切さや方法を広げてほしい
との願いを込めて発行しているということです。
この活動は個人的にすごく気になっていたんです。
まだ、あまり広く行われていないようですが、
地域に落とし込んでいくにはとってもいい事業なのではないかと思っています。市民センターの館長のみなさんにはぜひ気にしておいていただきたい内容でした。
聞き逃した!という館長のみなさんはサポセンへお問い合わせください!
キタキュウヘルスラボ
これは、「西南女学院大学」の学生との協働授業として
地域の課題を学生独自の視点から調査し行動することを目的にしています。
様々なボランティアや地域活動に参加することで医療と福祉をもっと身近に感じてもらって価値観や考え方の幅を広げ、将来に役立ててもらう活動になっているそうです。
ホントにいろんな活動をしているので抜粋します。
①古民家再生プロジェクト
都心から少し離れた場所にある古民家をどう活用するかといことから
学生と話し合い、清掃作業から開始、現在は宿泊できるまで再生し
昨年は高校生の合宿所として使用もされたそうです。
今後の活用方法なども、学生さんにアイディアを出してもらい
決めていきたいということです。
②農業体験
古民家の裏の畑を使い、季節の野菜を植え、
学校生活では、味わえないような体験を行っているそうです。
近所の高齢者から農作業を教えてもらったりしながら
地域交流の場所にもなっているそうです。
ちなみに「ヘルスラボ」の学生は、看護学科、福祉学科、栄養学科の学生が在籍していて。対象となるのは一年生で期間は一年間ということです。
③マルシェのボランティア
八幡西区にある社会福祉法人もやい聖友会で毎月行われている「マルシェ」で受付や子ども食堂のお手伝いもしています。
地域の方々や福祉施設の職員さんとの交流も図られているそうです。
④「engawa(えんがわ)」
シャッター街になっている、直方の商店街を盛り上げるために学生が考えた企画のようです。
昔の一軒家の庭先で見かけた縁側、
人が寄り添ったり、語り合う場所の意味を込めて名付けたとのことです。
その様子はこちらがわかりやすいと思いますので見てみてください。
※以前、この様子がFBSのニュースで取り上げられたそうです。
ミニ「げんき塾」健康講座と体操体験
この日は、第二部として、ミニミニ元気塾を開催していただき、ご来場いただいたみなさんに体験していただきました。
前半で、運動習慣の大切さんについてのいろんなデータをもとにお話していただきました。
というわけで、健康体操教室に突入です。
ほんとに座ったままできる運動ばかりでしたが、
体がすぐに温もるみたいですよ!
会場のみなさんからもそんな声ががたくさん聞こえました。
メニューはストレッチと筋力トレーニング的なものが中心ですが、
椅子に座ったままでできるので、多くの方が無理なくできる内容になっているようにおもいました!
ぜったい、地域でやった方がいいと思うんですよね。。。
しかも健康運動体操。。。みたいにいうと高齢者が対象なようになっちゃいますが、見てて親子でも楽しめそうな気もしました。
ではでは、長くなりましたが今日はこんなところで!
イノ
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