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リクルートHD決算から見る業界トレンド

どの業界でも同じですが、業界のリーダー企業の動向は業界全体の状況を
見る有効な材料です

今回は発表された人材ビジネス業界の巨人リクルートHDの決算から
ビジネスは、人材ビジネスを中心に多岐に渡りますが
このコロナ禍でもFY2021の売上は▲5.4%程度です

決算よりもやはり今期の見通しです
なんと今年FY2022見込は、レンジですが、107~114%増
額にして約1,800億〜2,600億円増!
すごい数字ですね

その中で特質すべき分野はHR-TEC分野です
FY2020見込は140%〜150%増 
額にして約1,800億円〜2,300億円増!
しかもFY2021はコロナ禍でもわずか▲0.4%減でほぼ維持ですので
純粋に伸びる!ってことですね
グループ全体の拡大幅の大半ですね!
その事業の大半を占めるのがindeedですね

一方、大きな売上の割合を占める人材派遣は、現状維持予想です
また、旧来型の求人媒体等は107〜114%増を見込むものの
FY2021は30%以上下がっていますのでコロナ前には戻りません

ではこの中で人材派遣会社はどのような戦略で戦うか!
HR TECの自前開発は中小派遣会社では現実的ではありません
巨人が伸びないんだからやむを得ないとするか
ただ現状維持も時代が進む中では困難!?
時代の変化はすごいです!
今こそビジネスモデルの再考の時ではないでしょうか!?

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