見出し画像

教室環境を整えるとは?

 ふと最近謎に思ったことがあります。それは教室環境のこと。教室環境を整えるという言葉をよく耳にしますが、その主語は教師?子ども?

 教室環境は整っているに越したことはありません。私が思う教室環境が整っているというのは、

  • ゴミが落ちていない

  • 机が整理整頓されている

  • 持ち物の置き場所が明確

  • 後ろのロッカーに置いてあるものが綺麗

  • 本棚が整理整頓されている

 などだと思っています。

 ただ、それを教師を主語にして教師が全てやるのはどうなのかと思っています。子どもが帰ったら、毎日のように放課後に箒を持って掃除をしている先生を見ます。

 私は???となりました。その先生は汚い教室を見て、綺麗にしなきゃと思っているのだと思いますが、それを先生がやっていては、いつまで経っても綺麗な教室にはならないのではないかと思います。

 掃除をするなということではなく、子どもに何を気づいてほしいのか、どんな力を身につけさせたいのかは考えるべきだと思っています。

 あまりにも汚い場合は、私も掃除をすることはあります。でも必ずその時には写真を撮ります。

 そして子どもたちに次の日に見せて、どう思うかを聞きます。子どもと一緒にどんな教室にしたいかを話し合って環境を整えることが大切だと思います。

 汚いからゴミを拾ってと言うのは簡単です。ただ、言われたからやるという子どもを育てるのではなく、自分達でどうしたいかを考えて行動できるようにしたいと私は思っています。

 なので教室環境を整えるという言葉の主語は私は教師と子どもだと思っています。教師のみでやっていてはいつまで経っても綺麗になりません。小さなところから、一緒に考えたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?