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神!イタリア人も悶絶する!和風パスタの種類とは?

結論!それは、醤油がベースで作られたパリパリの海苔と大根の切り身をのせただけの我々日本人にとってはいたってシンプルな和風パスタです。では、いったいなぜ?イタリア人は和風パスタを絶賛するのでしょうか?その答えは、本日発売!の『イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ』(kadokawa)マッシさんの本のなかしっかりと書いてあります。

【このレビューは全部で1873字/約3分で読むことが可能です】

【はじめに】

現在、このnoteで著者の書いた「サイゼリヤの完全攻略マニュアル」記事は95万回以上読まれています。

本書はその作家マッシさんの初のエッセイ本になります。

みなさま、初めまして。アマゾンレビューアーの早乙女 輝と申します。

本日発売のマッシさんの初エッセイのレビューを誰よりも先にレビューさせていただきます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

サイゼリヤの料理をいかに美味しく食べてもらうかを発信することで大人気になったマッシさんは、Twitterではなんと133,612人のフォロワーさんがいます。(2023/3/02)

そして今度は、書籍に挑戦したと聞いたので私はすぐにアマゾンにて注文し、先ほど手元に届きました。

 とても面白いのでサラサラ読めました。ここで何を書いてもネタバレになってしまいます。さすがに発売まもないエッセイのお話をペラペラ話すのは気が引けるので、簡単にちょっとだけ、どのようなエッセイの内容なのかをお話しさせていただきます。

 本書は、すべて書き下ろし、全部で30話ございます。 本当に楽しいのであっという間に読み終わります。

 私は海外旅行が好きで、コロナ前に世界一周をさせていただきました。特にイタリアが大好きでローマで、初めて食べた本場のピザの味は一生忘れません。

 また、本場のパスタも今思い出してもよだれがたれてきそうなくらいおいしかったです。チーズ好きな私にはたまらない程パスタの種類が豊富でした。

 著者はそんな本場イタリアのピザやパスタの味が、日本と同じというのだからびっくりくりくりです。

 著者のTwitterでの人気ツイートはサイゼリア関連の記事なので、本書もサイゼリヤのお話が中心のエッセイ本かなと思いました。

 しかし、内容はイタリア人が日本に来て新しく発見したことや感動したことが中心に記載されていました。私は想像以上に楽しめました。

【結 論】

『最高でした。』

いや、やっぱり『最高傑作でした!!』

 われわれ日本人が日常生活や外食で当たり前だと思っていることが、実は当たり前ではなく、すごく感動的な事であるということをマッシさんが教えてくれます。

 『あとがき』で、マッシさんが出版への憧れから、亡き母親へのメッセージまでの心境の変化が記載されています。本書の紹介を兼ね記載させていただきました。

『あとがき』

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 僕は本を出したいという気持ちがずっと前からあったけど、出版社に連絡する勇 気もなかった。自分で出そうと何回も思ったことがあるけど、なぜか動かなかった。

 そんなある日、KADOKAWAから連絡があった。僕のツイッターやnoteを読 んでいただいていたようで、書いてあるような内容をベースに、書き下ろしてぜひ 書籍化しましょう、とのことだった。

 驚いた。本当に驚いて声にならなかった。お そらく、この本を見るたびに驚くと思う。

 日本語ネイティブではない僕にとって、このエッセイを書くことはある意味、大 きな壁だった。いつも書いているツイッターやnoteとは全く違って、僕のことを 知らない人に対して興味を持ってもらえるような内容を書かなければいけない。

 大好きな日本食を僕の目線でどう伝えるか、僕が感じた日本食の驚き、食の新発見を 面白いと思ってもらえるかどうか。

 不安もあったが、ありのままに自分の言葉や表現で書こうと決めてからは、意外 にもスイスイ書けた。この本を出版する意味は、イタリア人であるマッシが感じた 日本食の驚きをマッシらしく伝えて、日本の皆さんに新しい発見をして楽しんでも らうことだから。

 僕らしく書きながら、自分の日本語の弱点も見えてきて、日本語の勉強へのモチベーションにもなった 。

 現在僕が日本に存在している理由は、間違いなく父親のおかげだと思う。「日本 語を勉強したい」と言ったときからずっと支えてくれていたから、毎日感謝してい る。

 父親にもこの本を見てもらいたかったけど、僕の心にいる父親は喜んでいると 感じている。

 母親にはいつかこの本をイタリア語で読んであげたい。

 自分で書いた日本語の文 章をイタリア語に訳して、あなたの息子は楽しんでいるよ、と伝えたい。離れた場 所から応援してくれていて、最近はなかなか会えないからこそ、僕より元気でパワ フルな母親に感謝が伝わったらいいな。

 日本に来てから今まで助けてくれた人、丁寧に教えてくれた人、僕のことを信じ てくれた人に感謝している。

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〜本書『あとがき』より一部抜粋〜

【感 想】

マッシさんの出版された本を他界された母親が天国で、どんなに喜こばれていらっしゃるか。そう思うと私はここで年甲斐もなくウルウルきました。

 なぜイタリア人が日本の和風のパスタが好みなのかが、本書を読むことにより理解できます。マッシさんは我々の普段の何気ない生活の中に新しい発見を次々と見つけてくださいます。

 正直読んでいるときワクワク感が止まりませんでした。めちゃくちゃ面白かったです。

 特に P135『ピッツァに感動』というお話は最高である。イタリア人が日本に来てお世辞抜きにピッツァの味をベタほめしてくれています。

ピッツァに対してとてもプライドの高いイタリア人の旅行者までも絶賛だというのです。

  このレビューのタイトルにありますようにマッシさんがひっくり返ってびっくりしたパスタの味は醤油をベースにしたパリパリの海苔をちりばめた和風のパスタだったのには、私も驚きました。

まだあるんです!なんと明太子パスタは、本当に美味しくマッシさんは、めんをくらったそうです(笑)

※イタリアでは、明太子の食材がないのでメニュー自体が存在しない。

【まとめ】

最後まで、レビューをお読み下さりありがとうございます。

本書に食べることの楽しさを伝えてもらい、私たちにより多くの日本グルメの好奇心を満たしてくれる本でした。

【レビューを終えて一言】

『私の知りたかったイタリア人が日本を感じるのかよくわかってスッキリしました。著者に感謝です。』

日本に住んでいる、すべてのみなさまにお薦めしたい一冊です。


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