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コードの海を自由に泳ぎたい

どうもUフレットの使い、遣U使おくたんです。
いや〜、ギターって楽しいよね。Uフレット見ながら適当に弾いてるだけで楽しい。
でも1番最初はコードとかメジャーとかマイナーとかなんのこっちゃで、Fコード全然鳴らんしF鳴り出したと思ったらBコードとかいう鬼門が現れて、ほんとこの世のコード全てEmになれって思ってましたからね。『すべてがEmになる』著:奥田です。

まあでもFが押さえられないとかは時間が解決してくれる問題です。その間に音楽理論の勉強多少したりして、F(m)やB(m)の押さえ方で他のA・C・D・E・G(m)も鳴らせるとか知った時は、仇敵が味方になったような高揚感を覚えました。もうここまで来れば僕の前に敵はいません。


最近流行りの髭男やKing Gnuを弾いてやるぜ!!


襲いかかるdim、突如現れるノンダイアトニックコード、どんな曲でも同じ右手ストローク、転調、そして迎える死。
そう、僕は井の中の蛙でした。

その他にも、セブンスコードなんて、これ初心者混乱欲張りセットでしょって思いました。Cmaj7,Cm7,C7,CmM7。正直これらの理論をギターで覚えるのややこしすぎ。鍵盤でやった方が絶対楽です。

で、dimとかセブンスとかいっぱいやってきてもう頭パンパン。まあでもここまで来るとコード名見たらだいたい押さえ方思い浮かぶんですよね。Uフレットとも長い付き合いになりました(数ヶ月)。そしたら思うわけです。これUフレット以外でも出来るんじゃね?
やはり善は急げ、プロの弾き語りやバッキングの動画を漁りました。そしてたどり着いた答え…それは…



皆全然基本のコードの押さえ方せんやん!!!!!!!



もうね、これ。必死にビート板使ってバタ足の練習してたのに海行ったら誰一人そんな奴おらんって感じ。頭出して平泳ぎしとる奴、浮き輪でぷかぷかしとる奴、飛び込みしとる奴、浜辺で砂遊びしとる奴。
大海原を前にビート板は余りにも無力なのだ。
「井の中の蛙大海を知らず」とはよく言いますが、大海を知った僕は思いました。知らない方がいい事もある、と。それほどまでに音楽は自由でした。


僕もそろそろUフレットを卒業する時が来たのかもしれません。卒業と言っても使わない訳ではなく、Uフレットのコードに縛られず弾けるようにするということです。そうは言ってもいきなり大海原に放り込まれれば船であっても舵を取られかねません。ですのでこれを見て、俺がコンパスの指針になってやるって方いましたら是非コメントください。


おわりに

「井の中の蛙大海を知らず」という言葉には後から続きがつけられたそうです。それがこれ

「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る」

前者は「狭い世界に生きて広い世界のことを知らない」という意味ですが、後者は「狭い世界で一つのことを突き詰めたからこそ、その世界の深いところまで知ることができた」という意味らしいです。すごく素敵ですね。ここから転じて蛇足の対義語を蛙足(アソク)として新しい熟語に申請しようと思います。

ところで、「されど空の青さを知る」というフレーズどこかで聞き覚えはありませんか?(アノハナ…ココサケ…アニメ…エイガ…)


そう!『空の青さを知る人よ』です!


これ、『あの花』や『ここさけ』の監督、スタッフが制作し、あいみょんが主題歌、そしてあの吉沢亮吉岡里帆が主演声優を務めるめちゃくちゃ豪華な映画なんです。僕も音楽に夢を抱く少年少女にとても心打たれました。もう映画はやってないんで気になる人は4/29発売のBlu-rayとかで見てください!

勝手に映画の宣伝もしたところで今日はこのくらいにしようと思います。また色んなコードとか押さえ方の考え方とか分かったらブログ書きたいと思います。それまで皆さんお元気で!ではでは。

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