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《 わたしの音楽室 》

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「 音楽 」に関する投稿を集めてみました♪
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記事一覧

【 インターフォン越しの訪問者 】~覆された日常~

5月に入り自宅に技術職の業者の方をお招きすることになった。 約束の時間になりインターフォンが鳴ったので画面を見ると、 白い布切れで口鼻を覆った、イカツイ風情のケンコバの顔が映し出された。 「怖っ!」 玄関を開けると口と鼻を布切れで覆った、背が高くガタイのいい浅黒い肌の俳優中野英雄が目の前にいた。 2020年以前でこんな出で立ちでお客様の家を訪問するような人・・・考えられないですよね。 私は怯まず開口一番、 「私は口鼻を覆っていなくても気になりませんので、ご自由になさ

『 顔はどこ ? 』

今朝JRのボックス席の斜め向かいに座っていた男性、口と鼻を覆うグッズをあんな風に装着している人、はじめて見た。 鳥のくちばしみたいな立体的なタイプのアレ。 あのグッズで鼻と口だけではなく目も覆っていた。 つまり顔の正面全体。顔パンツ。 多分眠っていたのだと思うけど、単にずれただけなのか? いや、あんな風にずれるかなー? 正に2度見しちゃうシチュエーション。 気がついたのは自分が電車を降りる直前。 30分も気がつかないでいたなんて。 斜め向かいだから降り際にじーっと観察。

『6月 希望に溢れる未来』

1日3分×365日×2年間=36時間30分                 1日200ml×365日×2年間=146,000ml  以上、私がこの2年間で毎晩「口当て」を手洗いするために使った時間と水の量。 1日30円×365日×2年間=21,900円                  1日1枚×365日×2年間=730枚 以上、使い捨ての「口当て」を利用している人がこの2年間に負担している 費用とゴミの量。 730枚×1億人=730億枚 以上、この2年間で使い捨て

『 言いたいことは躊躇わずに 』

電車内でベビーカーの小さなこどもが、つけさせられた口と鼻を覆う布切れを外し、両手で腕いっぱいに布切れを持ち上げて、声をあげてグズっている。 母親はこどもが高く持ち上げた布切れをこどもの口元にひらりと戻し、布切れの口元あたりに「ポン」と軽く触れた。 まるではだけたタオルケットをかけ直してお腹でもポンとたたくように。  親子で口と鼻を覆って散歩している。足のおぼつかない子供の手を引いて。 子供の口に当てた布切れを引きはがし、親の脳天をハリセンで思い切り叩きたい強い衝動にかられ

『 魂の歌い手 森進一さん 』

突然ですが演歌歌手の森進一さんはすごいボーカリストです。 今日自らのバンドのほとんどの楽曲を手掛けている私の好きなバンドのボーカルさんが、森進一さんのヒット曲「冬のリヴィエラ」について、楽曲の良さ、そして森進一さんの歌唱の素晴らしさを呟いていたので、森進一さんのことを語りたくなりました。 森進一さんは森さんをモノマネをする人の印象がついて回って、囁いたような歌い方だったり、喉を締めて歌っているように見えるかもしれませんが、 生で聴く歌声はものすごく深い響きで表現力は凄まじ

『 ベース愛 』~リズム楽器ベーシストさんの素敵さ~

最近音楽家でベーシストの方が私の投稿を見て下さりとても嬉しくて。 私はバンドではベーシストが好きなんです。 ベースが好きになったきっかけは私の友人がベーシスト好きだったから。 例えば日本のバンドですと「THE YELLOW MONKEY」のヒーセ氏、「SEX MACHINEGUNS」NOISY氏が彼女の好きなベーシストさんです。 彼女は音楽、特にバンド愛に溢れていますが、キーボードプレイヤーがいるバンドがあまり好きではないのです。(キーボード奏者の方すみません) そのこ

『 やっぱり生音に限る 』

駅の改札を出るとあの音色が聴こえてきた。 ちょうど1年ほど前でしょうか、駅前の広場でバイオリンとウッドベースの男性デュオのパフォーマンスを目にしたのは。 久しぶりだったせいか生の音がダイレクトに身体に伝わる心地よさと、 とてもイキイキと演奏する姿に思わず涙がこぼれた。 何度か彼らの演奏をする姿を見かけるようになっていて、 今日もぴょんぴょん跳ねながら軽やかに優雅にバイオリンを弾く彼と、 にこやかに楽しそうにウッドベースを鳴らす彼、伸びやかで躍動感に溢れて音がキラキラしている

『カボチャ祭り』ではなく『日本のお祭り』を楽しむ~今は亡き上司の想いで~

週末にお祭りに行きました。 世間ではカボチャ祭りが賑わっているようでしたが、日本の文化を感じられるお祭りを体験するために、東京都羽村市への往復3時間30分の小旅行。 今年の6月に羽村市で行われた講演会で出会った方が、カボチャ祭りに対抗して、「日本らしいお祭りを盛り上げたい!」と昨年から始めたそうで、今年は第2回目の開催とのことでした。 羽村駅からお祭りの開催場所は、遠くに山々を望みながら土手を歩き、一面に田園風景が広がる様は本当に素晴らしく・・・しかし季節は巡っていて、今は

『歩きたばこ』と『歩き素顔』

「人に嫌悪感を抱く」なるべくそういう感情にはなりたくないし、人に対してもそういう感情を与えるようなことは避けたいものです。 私が好きなバンドのボーカルさんがどうやら喫煙習慣を絶つ準備をしているようです。ボーカリストで長く歌い続けていきたい意志があるなら、タバコを吸わない方が身体的なパフォーマンスは上がると思うので、将来を見据えると良い選択のように思えます。しかし歌い手や役者など表現者の場合は、「タバコ」を吸うという行為をなくすと「色気」のようなものが失われるような気がするん

うつみんのアロマ新商品『陰・陽』発表会in内海聡クリニック

ユーミンがまだ日本でアロマテラピーがポピュラーになる前に、アロマを取り入れたステージを制作したいとユーミンとコラボレーションしたのが、うつみんのアロマオイルの制作に携わっている、やしは先生(愛称)であります。クリエイターは時代の一歩も二歩も先を読むことが求められ、いち早くアロマテラピーに目を向けていたユーミンはさすがだと思いますが、やしは先生とステージ制作をしたこともまた素晴らしい!!と唸らずにいられません。 うつみんのアロマオイル新商品発表会に参加のため、内海聡医師のクリ

ジャーナリスト 鳥集徹氏 シンポジウム『 日常を取り戻す!!勝手に終息宣言』~素顔の女子高校生のメッセージ~

「自由であることより不自由な方が好き」  医療ジャーナリスト鳥集徹氏が司会をされた「2020年以前の日常を取り戻すためのシンポジウム」に参加してきました。登壇者は弁護士、漫画家、教職員、医師、看護師、SNSではお馴染みの方々、様々な分野の職業の方が集結していました。 最寄り駅から会場へバスで向かう予定が時刻表を見てびっくり。1時間に1本しかバスがありませんでした。軽く腹ごしらえしてからバス停に戻るとまたびっくり。時刻表を見間違えていました。結局タクシーを拾うことにしました

『遺伝子の修復528Hz』と『昭和の音楽作法』

「中森明菜のLP」と「ミポリンのカセット」私の昭和コレクションです。 「遺伝子の修復528Hz」と「昭和の音楽作法」何だか仰々しいタイトルですが「音楽作法」という言葉があるのかはわかりません。ちょっと何言っているかわからない感じですみません。 最近528HzがキーとなっているクリスタルボールによるヒーリングのCDを手に入れました。528Hzは太陽と同じ周波数だそうです。周波数とは1秒間に粒子が振動する回数のことでHzという単位を使い、現代音楽の多くはラの音を440~442

素顔のコミュニケーション 『おっちゃん』

「素顔で過ごしていくようにしましょう」               大々的なアナウンスがあり、新聞ではなんと一面にこの記事が掲載されていました。 今朝、人出の多い場所へ買い物に出掛けましたが、この発表とは裏腹に街ゆく人には何の変化もありませんでした。しかしすれ違った時に素顔の新人かな、と思う人を見つけ、我ながら何を感じ取っているんだか、、、初々しい姿の男子がいました(笑) 昨年からずっと家を出てから駅までの道のりで、たまにすれ違う素顔の50代くらいの男性がいて、最近通勤時