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『 やっぱり生音に限る 』

駅の改札を出るとあの音色が聴こえてきた。
ちょうど1年ほど前でしょうか、駅前の広場でバイオリンとウッドベースの男性デュオのパフォーマンスを目にしたのは。
久しぶりだったせいか生の音がダイレクトに身体に伝わる心地よさと、
とてもイキイキと演奏する姿に思わず涙がこぼれた。

何度か彼らの演奏をする姿を見かけるようになっていて、
今日もぴょんぴょん跳ねながら軽やかに優雅にバイオリンを弾く彼と、
にこやかに楽しそうにウッドベースを鳴らす彼、伸びやかで躍動感に溢れて音がキラキラしているのです。

曲のエンディングに近づき演奏者とギャラリーの一体感が増しさらに畳み掛けける頃、なんと日差しが広がり彼らの姿をスポットライトのように包み込み明るくなるという空の演出が加わりました。
空も共鳴するのですよね。
素晴らしい瞬間に立ち会えました。

その後家に向かっていたらなんとまぁ「おっちゃん」が目に入る。
おっちゃんはこちらに向かってきていたようだったのに、一瞬私を見て、すぐに踵を返してしまった。
私の投稿を見ていて私の存在に気付き逃げたのかな。

んなわけない。

今晩はしっとりした気分なので「原田知世」かなと。

原田知世ベストアルバム 「FROM T」
ジャケット写真って面白いですよね。こちらはCDの歌詞カードの裏の写真です。
なぜ体操着を着ている子供たちに囲まれているのでしょうか。
この写真の右側のハイソックス、昔男子が履いていた気がします。
原田知世は従姉妹が好きでよくLPを一緒に聴いていたんです。名曲揃い。
「天国にいちばん近い島」当時子供だから英単語がわからず「ラ レセイ トゥゲザー」だよと 子供なりの耳コピを教わる。大人になって「Love Let's stay together」だと知る。

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