その「サイアク」は本当に最悪?
急須に茶葉を入れていて、少しこぼれてしまった時に咄嗟に「サイアク〜」と口から漏れたことがありました。
また別の日、履いていたサンダルのマジックテープが剥がれて、一瞬サンダルが脱げてしまった時も「サイアク〜」と頭の中で言っていたんですね。
いつもならあまり気にしないのですが、その時考えてしまったのです。これってそんなに”最も悪い”事態だろうか?と。
もし人生のこの瞬間を切り取って、タイトルがつくとしたら『最悪』なんだろうな。それって嫌だな、と思ったのです。
言葉は私たちの生き