2004年03月04日(木)
あぁ今日はなんて気持ちの良い陽気だろう、と、仕事に取り掛かる前に布団も洗濯物もすっかり外に出したのだが。ふと気付くと、外は恐いくらいに暗くなっており。私は慌てて布団や洗濯物を部屋に取り込む。そうして空を恐る恐る見上げてみる。泣き出そうか、泣き出すまいか、唇をうむむと一文字に結んでいる子鬼の顔がそこに浮かぶ。子鬼さん、泣き出すのはもう少し、後にしてもらえませんか。私はそっと、口の中で呟いてみる。
よかったらサポートお願いいたします。いただいたサポートは、写真家および言葉紡ぎ屋としての活動費あるいは私の一息つくための珈琲代として使わせていただきます・・・!