2004年10月24日(日)
夜風がしゅるると滑り込む窓辺。ぼんやりと街路樹を眺めていると、背後で声が。「どんぐりは?」。眠ったはずの娘の声。多分寝ぼけているのだろうと思いつつ、咄嗟に返事をしてしまう。「いっぱいあるよ。宝箱にちゃんと入ってるよ」。安心したのか、娘はぐるりんと寝返りを打ちつつも再び眠りに落ちてゆく。そおっと頭を撫でてやると、いっとき高くなっていた寝息も、すぅっと静かになる。
台風が暴走したり、地震が押し寄せたり。何処を見ても何かしらおかしなことが起きている。地球が怒っているんじゃなかろ