2021.1.9 「緊張感と癒し」

朝のレギュラークラスから始まる土曜日。このスタジオでのクラスは新年初ながら、特別クラスとしていつもとはなにからなにまで異なるクラスを行ったので、午前中だけでかなりの集中力を使った。

講義があると、普段のレギュラークラスで動く時とは違った緊張感がある。何回やっても課題が見えるから、まだまだ改善していきたいと思う。

基本的に、ヨガの仕事に関しては前向きな方だと思う。少しくらいうまくいかないことがあっても、あまり落ち込まなくなった。年々その傾向にある。まだまだ改善できることがあると自分で気付くことができるのが嬉しいのだ。うまくいかないことがあるよりも、慢心して気づかなくなり反省も改善もできなくなることのほうが恐ろしいと思う。

午後の打ち合わせの前に1時間ほど空いたので、カウンターで天ぷらをいただく。ただでさえこじんまりとしたお店なのにこのご時世なので席数を減らしている店内は、完全に大人のための空間。子どもがいてはできない外食の典型ともいえる。

素材を活かした天ぷらとうどんはしみじみと美味しく、お店の人たちは丁寧に作業をしながら気配りを忘れない。それらすべてに満たされて、こういう癒しを忘れていたなあと思う。長居をしないようにと、黙々といただいてさっとお暇したけれど、心を込めて「美味しかったです」と「ごちそうさま」を伝える。

今、飲食店の方々は本当に大変だと思うけれど、こうやって食事とともに癒しを提供してくれるお仕事の尊さを思うと、応援していきたい。テイクアウトはお店を応援できるだけでなくこちらも助かるし、その時々にできることをしていこうと改めて思う。