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会うための理由は考えるな
”彼と逢うために理由をつくってる”
そんな状態が普通になってないだろうか。
「(彼の)会社の近くにきてて」
「近況ききたいから電話していい?」
「仕事のことでちょっと相談があって」
なんて理由をこねくりまわして、逢おう逢おうとしたことがある。
すべて却下(か、その日はずっと返事なし)だったけど。
そのときは言葉にできていなかったけど、今ならわかる。
わたしは、”理由がないと彼は逢ってくれない”と無意識で思ってた。
もっともらしい理由、〇〇だから逢う必要があるんだっていう理由。
ただ「逢いたい」では逢えないと思ってた。
理屈がないと逢えない関係、彼を説得させないと動かない関係、ただの「逢いたい」だけで逢ってもらえない関係。
表面的には恋人だと思ってたけど、質的にはそうじゃないということが無意識の中ではわかってたから、わざわざ理由をこねくりまわしてた。
本来の恋人って、”会うこと”、”話すこと”、”聴くこと”に理由なんていらないはずなのに。
”理由を創らないと関係を進められない相手”は、恋人ではない。パートナーでもない。
ただの”片想いの相手”だったのだ。
「付き合おう」「好きだよ」「愛してるよ」という言葉があったから、両想いだし、恋人、ではなかった。
あなたと同じだけの好きの気持ちを返してくれる相手が、両想いの相手で。
だから「逢いたい」に理由なんていらない。
理由をつくってる時点で、そこには目をそらしてる何かがある。
それが”彼はわたしのことを受け入れてくれない”という恐怖だったりする。
自分のことを受け止めてもらえないと感じてる相手、実際に受け止めてもらえない相手を選びつづけた先にある未来で、あなたは幸せに笑ってるだろうか。
あなたが将来、笑ってられないと感じるなら、将来のあなたのために、手放す勇気をもとう。
”今の”手放す勇気は、未来のあなたに笑顔をもたらす。
なぜなら、手放すということは、これ以上未来に負債を積まない、ということになるから。
涙がでたあとに”どうして辛さをのりこえるか”よりも、そもそも”涙がでないように予防する”ことが手放す力にはある。
だから違和感を感じる彼は手放していく。
今日もあなたを幸せにする選択を。
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