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りんご、おかわり。

先日、りんごジャムを作った記事を書きましたが、実はあれには続きがあります。
りんごジャムでは飽きたらず、あの後りんごのキャラメル煮も作ってしまったのです。


いうのも、りんごという果物には、なにかと思い入れもありまして。

私とりんご

わたしの故郷の名産でもあるりんごは、子どもの頃からいつも食卓にある、当たり前の存在でした。
また、寒い地方ではありがちですが、幼い頃の私は肌が薄く、外気に当たるとすぐに頬が赤くなるので「りんごのようなほっぺだね」とよく言われ、なんとなくりんごには親近感を抱いていました。

特別好きというわけではないのですが、今も憎からず思っている果物です。(今一番好きな果物はシャインマスカット様です。)

りんごのキャラメル煮

そんなりんごを使った、りんごのキャラメル煮の材料は、りんごと砂糖。ジャムと変わらない材料ですが、風味はぜんぜん異なるので面白いものです。

参考にしているのは「きのう、何食べた?」に出てくるレシピです。漫画で読んでから、ずっと作りたかったんですよ。


では調理スタート


①りんご3個は四つ割にして、さらに4等分にスライス。

皮をむかなくていいから楽ちんです。どんどんカットしていきます。

エンドレスりんごカット

②鍋に砂糖110gを入れて、火をつけ、溶けるのを待ちます。

粒子状のお砂糖が、じわぁ〜〜っと、ちょっとずつ透明な液体に姿を変えていきます。
面白くて、思わずじっと眺めてしまいます。

砂糖の華麗なる変身


液体になった砂糖は、フツフツと泡立ちはじめ、徐々に茶色く変化していきます。

このときヘラでツンツンしたくなりますが、
がまんがまん。触ってしまうと、お砂糖は結晶化してしまう(固まってしまう)のだそうです。

②砂糖の泡が濃い茶色になってきたら、ここで一気にりんごをイン!!!ジュッというがして、激しく砂糖がはねますが、気にせずガンガン炒めます。

このへんでりんご投入
炒められるりんごたち。湯気で画面がくもる。

最初は砂糖がべっこう飴のように固まってりんごにくっついたりしますが、そのうち溶けるので
お気になさらず。

③りんごの水分が出て、少しずつしんなりしていきますので、さらに炒めます。透き通るような、ツヤっとしたキャラメル色になってきたら、ふたをして、たまに全体を返しながら加熱していきます。(この工程は5分〜10分くらい)

黄金色のつやつやりんご

④りんごの種類によっては、鍋底にりんごの水分がたまったりするので、仕上げにふたを開けて煮詰めると良いと思います。

というわけで、りんごのキャラメル煮の出来上がり!

ベリーハイカロリートースト

軽く温めてそのまま食べたり、トーストにのせたり、さらにアイスをのせて食べるとカロリーもたっぷり摂れて、最高に美味しいです!
みなさまもお試しあれ。


余談、りんご雑学

ちなみに、、
りんごを人に贈るのは日本ではよくあることですが、イタリアではタブーなんだそうです。
りんごはアダムとイブが食べてしまった禁断の木の実だから、プレゼントするようなものではないんですって。
みなさん、イタリア人にものを贈るときは気をつけましょう。

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