クレープの包容力
恋人に求めるものは、容姿とか性格とか色々あると思いますが、よく聞くのが「包容力」ってやつでして。
ダメな自分、かっこ悪い自分も全て受け入れてくれる。肯定してくれる。恋人にはそんな都合のいい存在であって欲しい…
しかし、包容力が必要なのは、なにも恋人だけではありません。食べもののジャンルでも、包容力というのは結構大事だったりするのです。
私が思う、包容力No.1の食べ物が「クレープ」です。甘いものからしょっぱいものまで、全てを包み込む優しさが、クレープにはあるように思います。
よく行く御殿場のアウトレットには crasy crapesという、ナイスなネーミングのクレープ屋さんがあって、気になってはいるのですが、実際買ったことはないのです。
クレープの食べ歩きというのは、大人になると中々気恥ずかしいものですし、そもそもが貧乏性なので、その値段に怖気付いてしまいます。(高くはないけど、屋台で買う食べ物の値段としては…)
そういうわけで、小市民な私は、家でクレープを食べることを思いついた次第です。
参考にしたのは「きのう何食べた?」のレシピ。
朝ごはんは万年納豆ご飯の我が家。この漫画のように、クレープのブランチに憧れていたのです。
まずは生地づくり
薄力粉200g、砂糖40gを念入りにふるい、4個分の溶き卵を加えまぜます。
そこに、牛乳500ccを少しずつ加え、さらに溶かしバター60グラムを加えます。
これで生地は完成。
意外とシンプルなレシピです。
具材の準備
生地は冷蔵庫で休ませます。滑らかになって、生地の伸びもよくなるのだとか。
休ませてる間に具材を準備していきましょう。
グリーンリーフ、かいわれ、さらし玉ねぎ、ツナマヨ、コンビーフ、チーズ、ハム、あんこ、ジャム各種、いちご、アイス…思いつく限りの素材を、ぞくぞくと集結させます。
クレープを焼く
フライパンでもできますが、今回はホットプレートで。ものの数分で焼けるので、どんどん焼いていきます。
焼きおわったら、思い思いの具材をのせていただきます!
沢山焼きすぎたかな?と思ったけど、
あっという間に食べ終わってしまいました…
私はここに宣言致します。
「クレープは飲み物だ!」
そして、今回のMVPは、やはりアイスでしょう。アイスを乗せるだけで、グッとデザート感が増しますし、贅沢な気分になります。
あと、コンビーフ。絶妙な塩加減がたまりませんし、ツナより贅沢な気分になれます。
(どんだけ贅沢に飢えているのだ…)
クレープで「つつみ込むように…」
しかし、好きなものを選んで食べる、この楽しさは、どんな具材をも受け止めてくれるクレープの懐の深さがあってこそ。
一歩引いて、相手を引き立てようとするその謙虚さ、見習いたいものです。
家で食べるクレープはおいしいけれど、やっぱりクレープに一番似合うのは、若い子たちが楽しそうに食べ歩きするシチュエーションだと思います。
だからこそ、これから恋愛する若者に言いたい。
意中の相手を射止めたいのならば、
今、手にしている、クレープの包容力に学べ!と。
そういう自分は、夫の全て(特に、たまに鼻毛が出ていたり、頭の毛量が心もとなくなってたりするところ)をちゃんと受け入れてあげているか、怪しいところですが…
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