闇にのまれそうな夜から朝日へ。カラーセラピーおためし編・十一日目

フッと気がついたことがある。

あ、笑顔を忘れてた。

接客業を何十年もやっていると真顔でも口角が上がりっぱなしになる。

ずっと微笑んでるという職業病。

そんな自分が好きだった。

笑顔は気分もあがるし顔のリフトアップにもなるので、心だけでなく美容にも効果的。

そんなことも思い出せずに先の見えない暗闇に笑顔ごとのみ込まれてしまった。

ブラックに遮断された。

ブラックは強い信念や自己確立などの凛としたカッコ良さのある色。
感情をコントロールしたい時や、見えない未来への不安を払拭し前進しようと顔をあげた時にサポートしてくれる色でもあります。

しかし、今は閉鎖的・厳粛さ・孤独・ストレス・死のネガティブさが渦巻いている気がします。

こんな時は何色がいいかな?

大好きなピンクやイエローやブルーとも思ったけど、そんな気分になれなかった。

心の身体の筋肉をマッサージしてほぐすにはベージュが最適。

それから日々に色をつけるには、やっぱり白いキャンバスが必要。

ということで、今日はベージュとホワイトにします。

ベージュは身の回りに自然と存在している色なので、安心感があり穏やかな気持ちになれます。
ベージュ=無難という印象もあります。
無難って聞くとあまり良いイメージが湧きませんが、今の私にはその無難さが優しさを連れてきてくれます。

ホワイトは純白・リセット・ニュートラルというイメージ。

シンプルな状態、疲れてきた心に負担をかけずに今の自分に必要なものだけを受け取れるように…浄化のパワーで癒します。

水晶やムーンストーン、フローライトなどはホワイトの浄化パワーを効果的にする石です。
ブレスレットやピアスなど身につけると守ってくれます。

ちなみにホワイトはブラックと同様に強い意思を持っていることも表しています。
両極にあるこの二色は実はポジティブな面もネガティブな面もまるで双子みたいに似ているのです。

補い合うように混ぜるとグレーになり、途端に曖昧さや控えめさが顔を出します。

明度により印象も変わる上品で洗練されたイメージもあるわりに、どんな色とも合わせやすい印象もある色なので、警戒心を和らげる効果もあります。

ブラック・ホワイト・グレー・ベージュは親友同士や家族みたいに寄り添いながら存在しているように感じます。

なので今日はゆっくりと会話するように色を取り入れて
のんびり過ごそうと思います。

Have a good day