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お花に興味がなかった私が、なぜ仕事にするまでになったのか⑤
大東早織です。
前回の続きになります。
私は今でこそお花が大好きで、仕事にもしていたくらいです。
ブライダル系の花屋さんに約3年半勤めていて、IT系の異業種からの転職ということもあり、とても新鮮でやりがいのある仕事でした。
今はまたIT系業界に戻ってwebデザインやディレクションの仕事をしていますが、それでもたまに知り合いのツテでワークショップ講師をする際にお花に触れる機会もありますし、出かけた先に花屋さんがあると、思わず立ち寄ってしまいます。
街で新しい花屋さんがあると、買い物はしなくても不思議と行きたくなってしまうのです。
しかし私は、はじめからお花に興味があったり好きだったから、仕事にしたというわけではありません。
今回はお花に興味がなかった私が、なぜ仕事にするまでになったのか、という話を書いていこうと思います。
本を手に入れ、自己流で実践する日々
本屋さんでは超ビギナー向けの、なるべく写真や図解が多い本を探しました。
何冊か立ち読みをし、一番分かりやすいなと思った本を購入。
実際に本に書いてあるとおりに、やってみることを繰り返す日々。
まずは水切り。
水切りとは、水をためた容器の中で、はさみ等を使って茎を切ることです。
水中で茎を切ることで、空気に触れることない為、茎の中にある道管(吸い上げた水分を運ぶ管のような組織)にスムーズに水を吸わせることができます。
これは花を扱うには基本中の基本なのですが、そのことさえ初心者の私は知らない。
そして水換えなどのお手入れ。
何も知らない時は、花瓶にお水を入れそこに花を入れたら、それでOK!と思っていました。
しかし2日もするとだんだん水が濁ってきます。
もし何もせずにそのまま放置すると、あっという間に茎にバクテリアが繁殖し(特に夏場など気温が高い時)、茎が腐って水が吸えなくなり、萎れてしまいます。
そこで水換えをします。
花瓶を中性洗剤で洗い、よくすすぐ。
その中に水を注ぎます。
あれば、切り花延命剤を入れる。
最近は切り花や花束を買うと、小袋に入った切り花延命剤がついてきたりもしますね。
このようにして、本当に超ビギナーのところから「毎日職場にきれいなお花を飾る」という実践を通して、お花に関しての知識をつけていきました。
次に続きます。
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