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「じぶんに自信がないんです」

転職エージェントのアドバイザーとして面談していた時にもたくさん耳にする言葉だった。その人のいいところ、やってきたことを見つけては、こんな経験しているんだから、こんなに成果をあげているのだから、自信もっていいですよ、、との話をしていた。が、自信は人からつけてもらうもんじゃない。じぶんで作るものなんだ。


どれだけ人から「自信もっていいよ」と言われても、そんな簡単に自信なんてもてない。「そんなに難しくないよ、あなたならできるよ」と声をかけてもらうと、その瞬間は自信がついた気がする。なんだかやれそうな気がする。でも、外からつけてもらった自信は時間の経過と共に減っていく。その言葉をもらった直後は、自信マンマンだったのに。翌日にはもう、自信のないじぶんに戻っていたりする。不安で一歩踏み出せないじぶんに戻っている。

わたしの小さな体験を通して考えた「自信の作り方」についてnoteに書きたい。

その方法は、じぶんで小さな目標を立てて実行すること。本当に小さな目標がいい。

それを3日やってみる。

3日目までしんどい。3日やれたらずっといける自信がつくられる。自信が作られたら、もうちょっと続けてみようと次のチャレンジができる。こうして自信が大きく育っていく。

じぶんで決めてやる。それだけのことだけど、それが一番大事〜。

じぶんとの小さな約束を守って、自信をつくろう。

ひとりで不安だったら、じぶんと他の誰かも一緒に約束すると、より心強い。

*

わたしの小さな自信が作られるまで。

3日前から、朝6時前に起きている。

起きて部屋を片付ける、と決めて実行した。

それを3日続けることができた今日、わたしの中に小さな自信が作られた。

退職後、お片付けプロジェクトなるものに参加している。「45日間でリバウンドしない理想の部屋を作る」というものだ。そこでは、毎朝6時にみんなでオンラインで集まって10分間片付けを行っている。会社員時代は6時に起きていたのに、退職後、どうしても6時に起きれなくて、起きなくてもいいや、参加しなくてもいいやとの思いから、朝の活動には一度も参加してこなかった。

プロジェクトが残り20日を切った先日。このままでは、じぶんが理想を掲げた部屋は到底作れないとの焦りと、できる範囲でゆるりと部屋を片付けているじぶんに対して疑問が湧いてきた。

なぜこのプロジェクトに参加したんだっけ?

散らかりまくった部屋も片付けたい、家族が笑顔で暮らせる家を作りたい、自分も変わりたい、一人じゃ変われないから参加した。

退職して片付けに時間が使える分、部屋はそれなりに片付いていく。それなりにだ。自分は何か変わったのか?朝の活動に参加したいとの思いはあるのに、今日も起きれなかった・・を繰り返してきた。朝やらなくても日中やれるし・・毎日朝起きれないじぶんに言い訳をしていた。次第にじぶんに期待しなくなっていった。会社辞めたんだし、ゆっくりしていいよね、じぶんに期待するとストレスだよね、7時過ぎには起きてるからいいよね。

いつの間にかじぶんで自分に期待しないことを決めていた。だんだん、自信がなくなっていった。このまま終わりたくない。

4日前、もう一度、じぶんと約束することにした。

「6時に起きて朝の片付けをする」

1日目、6時前に起きた。相当しんどかった。寝ぼけ眼で朝片付けに参加した。

2日目、6時前に起きた。今日も起きれたとホッとした。明日も頑張る!と気合を入れる。

3日目、6時前に起きた。3日続いた朝片付け。ここで辞めたら3日坊主。明日もやれる気がする。ここまできたら、きっとわたしやれる!じぶんへの期待と欲が出てきた。あ、これが、自信てやつだ。

たかが3日間、6時に起きただけのくせに、小さな自信を手に入れたわたし。小さな自信を胸に、小さなチャレンジを2つした。

自信がもてない・・・って人がいたら、ぜひ試してみてほしい。




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