「会いたい人に会いに行く」のその先を考えた。

昨日、ライターは会いたい人に会いに行ける仕事だと書いた。

でも、なぜ会いたい人に会いたいのかを考えると、そこには会いたい人に会いたい理由がある。ただ会いたいという気持ちの「会いたい」ももちろんある。ライターとして「会いたい」という気持ちについて考えてみた。

「会って聴きたい」だ。

過去、その人が感じてきたことや考えてきたことではなく、今のその人の話が聴きたいから会いに行くのだ。ブログや本、記事に書かれていることはすべて、過去だ。過去を読んだ上で、今のその人に会いたいのだ。

今、その人が何を思うのか、どんな景色を見ているのか知りたい。
それを、今度は描きたい。

なぜ描くのか。伝えたい。その人が見てきたものや聞いてきたこと、体験してきたこと、そこから感じたことを伝えたい。

なぜ伝えたいのか。
いろんな生き方を知り、自分を生きていいんだと思える人が増えたらいいなと思うから。誰かの人生は誰かの人生を変えるきっかけになると信じているから。会って聴いたこと、感じたことを伝えたい。
自分が人に人の人生に助けられてきたから恩返ししたい。