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同じものを食べて同じ服を着るのか|選択と決断

誰しもが複数のやらなければいけないことを抱えて生活しているはずだ。仕事をして家事をして、子育てをして、地域のイベントに参加して、趣味に勤しんで…と、人によってそのバリュエーションは様々だと思う。

こうして複数のことを並行して実行することは結構難しい。最近、自分の限界を感じてくるようになってきた。

わかりやすい例を挙げると、仕事が忙しい日に夕飯の献立を考えて料理することは難易度が高いことだとわかるだろう。定時退社でストレスがない仕事をしている時は、夕飯の献立に頭を使う時間と活力があり、バランスの良い一日を過ごせるかもしれないが、現実はそうはいかないことも多い。

複数のことを効率よくこなす能力は人生経験とともに身についてくるものではあるけれど、やはり限界というものがあることを意識するようになったのだ。時にはひとつのことを捨てる必要が出てくる。

例えば、スティーブジョブズやオバマ大統領は、仕事においてたくさんの重要な決断をする必要があるため、毎日同じ服を着るようにしていたらしい。「服を選ぶ」という決断に労力を掛けないようにするのだ。

それもあって最近はいつも同じものばかり食べてしまっている。朝はトーストとコーヒー、昼は食べないか、食べてもおにぎりを2つ程度、夜はパスタをのんびりと茹でて適当なレトルトを掛けて食べている。これらを週末に買い込んでおいて、平日は機械的にこれらを摂取しているのだ。

これによって、脳内のキャパシティを仕事だったり、このnoteを書くことだったり、友人とのコミュニケーションだったり、そういったことに使えるようにしているのかもしれない。

ただ、やっぱり食事にはもう少し頭を使った方がいいように思ってきた。自分の身体を作るのは食事であり、食事ができる幸せだって理解はしている。

そうすると、やはり仕事量を減らすことを考えたくなる。もしくは酒を辞めてシラフでクリアな思考の時間を増やすのも良いかもしれない。

時間は誰にとっても平等であるが、それと同時に人生は有限だという事実がある。まだ答えは見つかっていないが、いつか後悔しないように、納得ができることに貴重な時間を使っていきたい。

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