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わからねえよ

「どうしたらいいですか?」にこたえる仕事ですが

「○○が××なんですがどうしたらいいですか?」
この質問に応えるのがコンサルの仕事です。
ただ、この言葉をさらに分解すると
「毎日携わってる当事者がどうしてええかわからん仕事に、たまに携わってる人間が答える」
ということです。

当事者でも手に負えない事しか飛んでこない

僕は会社経営者でありコンサルです。
「よくそんなスパスパ決めるなあ」と言われます。
コンサル先で結構深い相談を受けていて、解決して、その後半年経って訪問した時にその渦中の人物にお会いして

「ああ、、、、愛奈さんって男性かよ!!しかも苗字かよ!!」
みたいなことも起きるわけです(汗

視野が狭くなってるお客様や担当者にとって必要なアドバイスを行うには、「第三者目線」が大事。あまりパーソナルな情報は不要だったりします。さすがに性別は聞いておく必要あったかもですが(汗

わからねえよ

経営者もそうですが、僕のところに相談が来るとゆーことは、「手に負えなくなったから」のことが多いですよね。だから、全然わかりません。わからないなりに結論を出します。
「こう言ってみましょう」までは決めて、大体相手の反応を予想して、出方によってこうしましょう。
予想外の反応だったらその場で回答せず、「持ち帰ります」と言いましょう
なんて感じです。
コンサルの仕事なんてこんなことが沢山。
わかりきったことは担当者や社内でつぶせる。わからなくて致命的なことだけ降ってきます。そんなもんです。

決断早すぎる?

僕は最近まで、「決断が早すぎる?」と後悔することが多かったです。
もう、第一印象でガンガンやらんとさばけないわ。と。
もちろん、「もっと考えたら良かった!」と後悔することも多々あります。
考えを改めなきゃな。そんなふうに思っていましたが、
最近お付き合いした会社で、「大事なことだけ回答がない」という会社がありました。次々と社員が離職し、仕事も減ったり取れなかったりの連続。
銀行からも取引先からも、社員からも詰められてる社長。
それをみてたら、「あ、よく考えたら、爆速だからって紹介されることめちゃあるやん!」と気づくことができました。

まとめ

経営者やコンサルに降ってくる仕事は、当事者ですらわからない仕事ばかり。
だからほぼ、満額回答な選択肢が無いことの方が多いです。
「決めないこと」「回答しないこと」が最低のこととして、「わからないなりに」回答することが肝要と思います

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