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【584球目】明日はZADAN

明日、7月29日土曜日はZADANが開催されます。
毎回勇気をもらっているこのZADAN。参加者の一覧を見ましたが、前回に引き続き楽しみなメンバーが集まってくれます。
今日は、ZADANと生産推進グループのお話です。



ZADANとは

ZADANとは、三陽工業の大きな強みである生産推進グループのその中でも大きな強みである主任並びに主任候補者が集まって、1つのテーマに沿って議論を行っていきます。議論を行った後に、結論を導き出していきそれを発表する、また他のグループの発表を聴くことで、自身の学びとし、次からの自身の思考と行動に生かしていく。そんな場所です。現在ではオンラインが主となっている為、三陽工業の全国各地の拠点の主任や主任候補が交流する場所にもなっています。

ZADANの様子


生産推進グループ

三陽工業の最大の強みです。
現在約1580名が所属し、配属先での仕事を行いながら仲間を増やす、仲間を元気にする、そんな想いを持って仕事に取り組んでくれています。

主任や主任候補はその中心となる存在です。
時間を作ってミーティングを実施したり、HR営業社員と連携をして各社員に伝達を行うサポートをしたり、時にはお客様との交渉や提案を行なったりもしてくれています。あるお客様で、この動きを真似すべくお客様が派遣会社に依頼をして三陽工業の真似をしようとしましたが、失敗しました。
簡単に真似ができない=本当の強みです。
生産推進グループの主任や主任候補の存在が今の三陽工業を支えてくれていると言っても過言ではありません。


初期においては

2016年に生産推進グループが誕生した時にはこの主任や主任候補という位置づけは存在していませんでした。今でこそ、生産推進グループとGoogle検索すると三陽工業の生産推進グループが上から順番に出てきます。生産推進とGoogle検索しても最上段には農林水産省農産局総務課生産推進室が出てきますが、その下に三陽工業の生産推進グループが出てきます。この状態になるまでには試行錯誤の連続でしたし、初期段階ではより試行錯誤を繰り返して来ました。

試行錯誤の連続


初期段階での不安は2つありました。
1つは、そもそもの非常識に挑戦していくということから来る不安です。
やったことがないことをやってみよう、ですね。
スーツで面接に来てもらう、内定や内定者面談を行ってから入社というタイムラグ。月給制の為、5月や8月や12月の様に休みが多い時期での不採算の発生。面接においての伝えることの難しさ。細かいことを挙げるとキリがないくらい、様々な不安に対して1つずつ立ち向かっていきながら進めていきました。

2つ目の不安はお客様から頂く単価の問題です。
配属先からの昇給がなくとも、働いている社員は昇給していくシステムです。もし、このままお客様の単価が上昇していかなければ、2-3年後にはとてつもなく利益を圧迫してしまう。当時そんな会話をしていたのを記憶しています。
ましてや単価の問題については、お客様という相手があることなのでコントロールしにくい。しにくいと言うよりできないと言った方が良いかもしれません。単価上昇の交渉を行っていくという自分たちの行動はコントロールできますが、その結果まではコントロールできない。これは大きな不安でした。

自分たちの行動はコントロールできるが…。


不安を払拭できたのは

不安を払拭できたのは2つ理由があります。
1つ目は私達が製造業を行っていたこと。製造業を行う際には、まず場所が必要です。土地と建物ですね。賃貸するか購入するか、どちらかで場所の確保を行います。次に必要なのが設備。研磨であれば設備投資は比較的抑えられますが、それでも大きなお金が動きます。現在やっているレーザー加工になると機械1台で1億円の様な金額になります。

そこで働いてくれる人が必要なのは言うまでもありませんが、ここでは少し横に置いておきます。要は製造業を行うにあたって初期投資を行い、ある一定期間でその投資を回収していくのは当たり前の考え方です。そんな当たり前の考え方を持っていたので、まずは人に投資を行うことに対して不安はあれど恐怖は感じませんでした。必ず、お客様がそれを認めてくれて、単価上昇させることができる。そう確信をしていました。そして実際にそうなります。



2つ目は営業を行っていた際の肌感覚です。この1年から2年前くらいに派遣単価は底を打ったという感覚を持っています。新規のお客様とお話をする際にも、底打ち感を感じる事が出来ていました。それまでの約20年間くらいずっと単価下落のトレンドでしたし、そのトレンドの中で営業を行っていたのも貴重な経験値です。生産推進グループが誕生して7年目です。まだまだこれからシンカをしていきます。


シンカの表れ

ZADANでも他の場でも、生産推進グループの主任や主任候補とお話をする機会があります。そんな仲間たちから私は大きな勇気をもらっています。仲間が必死に頑張ってくれている。私はこの三陽工業をもっともっと強くて優しい会社にする使命、宿命があります。

歩みは決して速くないかもしれません。しかしながら、確実に1歩ずつシンカをしています。生産推進グループに入社をして良かった、1人でも多くの人がそう言ってくれるように、これからも三陽工業はシンカを継続していきます。

これからも三陽工業はシンカを継続していきます。


本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。



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三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!