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【535球目】とある研修にて

最近、とある研修を三陽工業本社で開催しました。そこで感じたことを今日は書いていきます。


広報と採用

採用という切り口での研修でした。

広報と採用はセットですので、そういう観点でお話をさせて頂きました。私達が普段考えていること、感じていること、実際に行っていることの特殊性を改めて感じました。そして、それをもっともっと伸ばしていきたい。採用力を武器に躍進する三陽工業としてその力をもっと伸ばしていきたい、そう考えています。アウトプットする大切さも感じましたね。改めて自分自身の考えの棚卸を行うことができました。こういう場を作ってくれたことに感謝です。


事業承継者

事業承継者の集まりでした。私も同じ立場でしたのでその気持ちは良く分かります。

事業承継者は入社時点ではマイナスからのスタートです。少しくらい成果を残した所でマイナスが0になる程度です。誰よりも素直で謙虚である必要があります。圧倒的な成果を残さないと先代も認めてくれないでしょう。ここで言う成果は会社規模のみならず、内部の改善等も含みます。どんな人であれ、成果を出した人を評価しない人はいないでしょう。成果に拘れば良いだけの話です。私の場合はリーマンショックという大きな出来事がきっかけになり、その動きを取ることができました。ありがたい話です。自分が考えていることが事業承継者としては当たり前だと思っていますが、全ての事業承継者が同じ思考ではないことを改めて感じることができました。


想いの大切さ

三陽工業は日本の製造現場を元気にする会社です。

いつもこのフレーズを使いますし、三陽工業の社員であれば全ての人が言えるのではないでしょうか。10年前ならどうだったか。10年前に三陽工業を一言で紹介してください、そんな質問があったとするならば、どう答えているでしょうか。想定される答えはこうです。

研磨と派遣の三陽工業です。

今でも研磨も派遣もやっています。研磨と派遣を通じて、私たちが実現したい事。それが想いでありビジョンであり、存在意義です。そのビジョンがあるからこそ、そこへ向かっての思考と行動を取ることができる。困ったり迷ったりするとそこへ戻ればいいのです。三陽スタンダードもそれに該当しますね。


継続性

採用という切り口での研修ではありましたが、事前の打合せからこの継続性という話がよく出ました。

三陽工業が積極的に新卒採用を始めたのは43期2022卒からです。それまでにも何回も取り組もうと考えたことはありましたが、二の足を踏んでいました。この継続性という部分においてです。希望を持って入社してくる新卒社員に、全ての部署がしっかりとその希望を継続してもらう為の思考と行動が必要になって来ます。採用は採用グループだけが頑張っても出来ません。もし、採用グループだけが頑張ったとすると、入社数は確保できても定着に繋がらない。受け入れる全ての部署が、新卒社員に対しての寄り添いが必要になって来ます。

新卒社員を受け入れると、最も影響が出るのは受入側というのは真理です。とある営業所は拠点長+営業社員全て新卒で運営されています。大変なことも多いかもしれませんが、その拠点の実績は全国で見ても高い所にありますし、新人研修の場所としての機能も持っています。新卒社員も中途社員も入社前からその動機付けは始まっています。そこから入社をして定着まで、全てが繋がっており、全ての人が当事者です。三陽工業のこれからを担う若手社員がどれくらい良い環境で成長していくか、これからもっともっと楽しみです。


最後に

研修の様なイベントを行うと、必ずその運営、設営、いわゆる裏方さんが必要になります。今回も、その準備や段取りに尽力いただいた方々に感謝です。そして、仮に1年後に全く同じ研修をすれば、また全然異なる事をお話することになります。三陽工業は常に未完成であり、まだまだもっともっとという思考でこれからも進化をしていきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!