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【297球目】マネジメントの難しさ

先日、ある人とお話をしていた時に、こんな話題になりました。
その人は手ごたえがないという表現をされていましたが、その表現こそがマネジメントの難しさだと考えています。

今日はそんなお話です。


プレイングマネージャー

今日は純粋なマネージャーのお話です。

プレイングマネージャーは少し内容が異なります。ちなみに、手ごたえという観点で言うと、プレイングマネージャーは手ごたえがあります。自分自身でプレーもする訳ですから、手ごたえがあって当たり前です。私もそんな時期がありました。プレーヤーをやっていると、毎日が手ごたえだらけです

お客様や上司・部下・同僚、社内の他部署、全てにおいての手ごたえが日々あります。良くも悪くも。私もプレイングマネージャーの時はとても手ごたえを感じていました。IPOの準備を始めるまでですかね。

正式に始める前の年までは、自身で担当の事業所も持っていましたから、プレーヤーとしての動きはほんの数年前まで行っていました。マネージャーとしてブレないように、その事業所を半ば無理やり担当し続けていた状況です。今は完全に手を離れています。


手ごたえがないということ

自分がやらない訳ですから、手ごたえがなくて当然です。私はふわふわするという表現を使います。ふわふわする状態をどうやって、地に足がついた状況に持っていくか。そこには何が必要なのか。

一言で言うと、仲間です

ビジョンが共有できている仲間が必要になります。そもそも、まずはビジョンを持つことが必要です。マネージャーとしてのビジョン。私の場合は経営者ですから、会社としてのビジョンが必要になります。それをまず自身で持つこと。腹落ちした状態にしておくことが必要です。

そして、それを共有できる仲間を1人ずつ増やしていく。

この1人ずつがポイントです。ビジョンを定めると一気にやりたくなります。一気にやろうとすると、そのギャップに打ちのめされます。強い仲間を1人ずつ増やしていく。とても大切なことです。


仲間に対して

ビジョンを共有できる強い仲間であっても、自分と同じ人間は1人としていません。

なので、そんな人であっても、あれっという思考や行動を取る場合があります。そこで必要なことは許すこと。これは賛否両論になるかもしれませんが、私の持論では、マネジメントに必要な要素として許すことがあります。もちろん、コンプラ違反や安全義務違反といったことは許すことができませんが、許容する姿勢はマネジメントには必要です。懐の広さと言い換えても良いですね。

自分が関与できない場所でいかにして仲間が成果を上げてくれるか。成果が上がり続けると手ごたえを感じることになるでしょう。自身の経験を少し述べてみます。


どこで手ごたえを感じたか

前回のIPO準備においてのn-3期は39期です。
この時から私の動きは完全にマネージャーへとシフトしていきました。ふわふわするという状態は確かにありました。今までであれば自分が動いていたものが、そうではなくなる。自分で動きたくても意図的に誰かにお願いをして動いてもらう。そんなことを繰り返しているとふわふわするという状態になります。

そこで必要なことは、やはりビジョンの共有。ビジョンの共有ができれば、小さな目標の共有。そこが共有できれば、波長が合う人として強い仲間になってくれることでしょう。

強い仲間が増えてくるとドンドン手ごたえを感じてきます。強い仲間が増えてくると、成果が上がってきますから。営業や製造といった直接部門のみならず、間接部門においても同じです。

もう1つ必要なことは想像力

この会社の未来がどうなるのか。業界がどうなるのか、社会がどうなるのか。そこを想像しながら、実際の道を歩んでいく。ビタッっとはまる瞬間を味わうことができれば、手ごたえを感じます。マネージャーは監督ですから、監督としての作戦や戦略がハマると手ごたえがあるのと同じですね。
エンドランが決まると、気持ちいいいものです。

あといくつか大切な要素があります。

大切な要素を1つ1つ取り組んでいった結果、手ごたえを感じることができるようになります。どこで手ごたえを感じたか。今は感じています。1年前は感じることが出来たいたかと言われると、難しいかもしれません。昨年は色々な出来事がありましたからね。

そういった状況の中で、日々試行錯誤していくこと。大切なことです。今日も試行錯誤していきますよ。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!