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【228球目】考えごとの続き

前回、考えごとを227球目として書きました。今日はその続きです。

続きではありますが、なぜ前回の様なことを考えているか、なぜ新しいことをやろうとするのか、なぜの部分なのでnoteでは続きですが、中身は前回の手前、元になる部分です。

今日はそんなお話を。


40期・41期・42期

40期はIPO直前々期として、IPOで求められる要求事項を一度無理やりにでもやってみるスタンスで取り組みました。翌年の本番を迎える為のプレです。今振り返るとそこには色々な課題がありました。営業も製造も経営管理もブランドも全てにおいて。

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41期はIPOをストップした年です。ただ、仕事の仕組みは大きく変えていませんし、監査法人との契約も継続をしています。コロナ禍に突入して打撃を受けた41期でした。

そして、もうすぐ終わる42期。42期においては、足元が少しずつ明るくなってきました。ほぼ1年間を通じて数字は右肩上がりです。私たちの組織の間違っていた部分も正しく軌道修正されていきました。まだまだ予断は許さない状況ではありますが。素直で真面目に一生懸命やるという基本を改めて徹底した1年です。

この3年間。振り返ると非常に密度が濃く、そして、1年毎に全く異なる環境下において三陽工業の歩みも全く異なっています。

40期はコロナ前の外部環境において三陽工業としてもがいていました。

41期はコロナ禍の外部環境において三陽工業として我慢の連続でした。

42期はコロナ禍の外部環境において三陽工業として多くの変化がありました。

外部環境も内部環境もバラバラな3年間ですが、考え方には共通項があります。


共通項①

現状では満足しない、そんな考え方です。

これはこの3年間のみならずリーマンショック以降ずっと継続してきている思考です。どんな状況においても、それが悪い状況ではあればそこから少しでも良くなるように考えていました。良い状況であれば、もっとそれを良くすることを考えていました。常に、もっともっと良くする、そんな想いを持ち続けながらどんな状況下においても思考と行動を重ねて来ました。

これでいい。そう思った瞬間に終わる気がしています。

日本の製造現場を元気に出来ているのは、全体で見るとまだまだごく一部です。製造派遣業界の売上高2.3兆円の中で、三陽工業のシェアはわずか0.3%です。

市場シェア0.3%

これで良いと考えられる方がおかしいですよね。ちなみに1,000億の売上だとそのシェアは4.3%になります。業界のトップランナーがそれ位の売上ですから、とても特殊な業界なんです。

もっと仲間を増やしていきたい。その為には、現状に満足する暇はありません。常に前を向いて行動が必要です。


共通項②

日本の製造現場を元気にすることが三陽工業のビジョンです。

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その為に、日本の製造現場で働くたちに元気になってもらい、その為に、日本の製造現場で働く人たちの人生を豊かにする必要があります。その為には、仲間を増やす必要があります。仲間を増やすということは、新しい仲間を増やすことも大切ですが、今の仲間を減らさないことも大切です。

この仲間を減らさないという考え方と行動。

この3年間でとても変化をしました。40期は多くの新しい仲間が増えました。と同時に、去った仲間も増えました。三陽工業が三陽工業である為に必要なこと。まずは素直で真面目に一生懸命です。

私たちの存在意義はそんな人達が報われる世界を創ることですから、私たちがまずそうある必要があります。

誰もができることを誰もができないくらい徹底してやる

これを愚直にやれる集団でありたい。そして誰もができないことを成し遂げる。特に、この1年間はそれを強烈に感じました。三陽工業が目指す世界は、まず私たちの中で実現する必要があります。制約された条件下で人は仕事をしています。

誰しもがそうです。

その中でいかにして自分が求めるものを実現していくか。それを考えていると、不満や愚痴を出す暇はありません。目の前の人が無責任で動いてくれないとするならば、どうすれば動いてくれるのかを考える。そこに愚痴ってても始まりませんよね。

三陽工業が目指すべき世界をまずは三陽工業で実現する。

日本の製造現場を元気にするために、三陽工業で働く人をもっともっと元気にしていきます。

本日もありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!