【213球目】ありがとうとごめんなさい
ありがとうとごめんなさいが言える人になろうと私は考えています。
社長であっても間違いはあります。その時にはごめんなさいと言える人になる。ありがとうも同じです。誰かが何かをやってくれた時にはありがとうと言える人になる。
そう強く想っています。
あることがきっかけでより強く考える様になりました。今日はそんなお話です。
エレベーターにて
新卒で勤めた会社は始めから3年と決めていました。
その3年が経過して名古屋のある会社に入社をします。当時の私は数字をやっていれば何をやっても許されると考えていた位、調子にのっていました。営業会社で営業の数字をやる、しかも自分で気づいて自ら事務仕事までやる。若さもあって本当に調子に乗っていたと思います。今思い出すと少し恥ずかしいくらいに。
そんな中で名古屋の会社へ入社手続きへ行った際のことです。
私より5-6才年上の方が対応をしてくれたのですが、手続き後にエレベーターまで送って頂き、エレベーターの扉が閉まる際に、「ありがとうございました。来週お待ちしております!」と元気の良い言葉と共に、エレベーターの扉が閉まるまで深々と頭を下げられていました。
もう20年ほど前のことです。でも鮮明に覚えています。
調子に乗っていた私にとってはとても衝撃的な出来事であり、この会社で働くことが楽しみにもなり、その謙虚さを学ばないといけないという気づきにもなりました。あの瞬間の出来事が私の中でその会社のイメージを創り上げました。
そこから約2年間。
三陽工業に入る為の準備として謙虚さのみならず様々なことを学ばせて頂きました。ありがとうございます。
社内の電話にて
同じ会社のお話です。
社内にある固定電話に外線がかかってくることはよくありますね。違う人が受けて、内線で回ってくる。近くならば保留して口頭で教えてくれたりもします。
社員A:社員Bさん!〇〇工業の森本さんから1番にお電話です。
社員B:あっ!ありがとうございます!お電話変わりました、Bでございます。
これも当時の私には衝撃でした。最初の会社のことを思い出すと、
社員A:社員Bさん!〇〇工業の森本さんからお電話です。
社員B:はい。お電話変わりました、Bでございます。
だったと思います。電話繋いでくれたことにありがとうございますって言うんだ。強く感じました。
それから約20年。
今でも私宛に固定電話にかかってくることがあります。効率が良いので携帯に直接電話くださいね、と言っていても代表番号にかかってくる時があります。その時に、ありがとうございます、って言えてるかな?私は言ってるつもりですが、あまりにも無意識過ぎて分かりません。次は意識をしてみます。
些細なありがとうかもしれませんが、とても大切にしています。それを気づかせてくれた人達にありがとうございますといいたいですね。
ごめんなさい
小さいこどもに対して、こういう時はどういうの?ありがとうでしょ。とかこういう時はどういうの?ごめんなさいだよね。というケースがありますよね。
小さいときはありがとうもごめんなさいも素直に言えました。年を取ればとるほどありがとうもごめんなさいも言いにくくなるかもしれませんね。だからこそ、間違った時は素直にごめんなさいです。人ですから瞬間的に感情が出る時はあります。しかし、次の瞬間ごめんなさいが言えないといけない。
もっと時間がかかったとしても改めてごめんなさいが言える人になりたいですよね。社長が新入社員に対してもありがとうとごめんなさいが言える、そんな会社にしていきたいです。
ありがとうとごめんなさいの大切さ。これからも大切にしていきます。
本日もありがとうございます。明日もよろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!