【102球目】佐賀県庁
なんだ、また佐賀の話か。
と思われたかもしれませんが、本日は個人的な佐賀の話ではなく、NHKで記事になっていた佐賀県庁のお話です。
とても簡単に言うと、
安定しているから公務員になりたい人はもういらない。
佐賀県をより良くするために行動出来る人を採用していく。
その中で社会人採用、いわゆる中途採用者が多く、その割合は全国でもトップである。
そんな人達が佐賀県という、あえて自分が住んでいて愛着があるのでこう言いますが、ド田舎な自治体を良くしていくために行動していく。
そんなお話です。
今日はこれについて書いていきますね。
公務員は安定している
公務員は安定している。
そう聞いて、いやいやそんなことはないと言う人は少ないと思います。
安定はしていました。これまでは。
では、これからはどうでしょうか。
今までと同じことをやり続けて、安定を継続することができるでしょうか。
答えはNOです。
自治体も民間企業も、これまでは日本経済が右肩上がりであり、人口増加の恩恵を受けてきました。
しかし、これからはそうはいきません。
私が子供のころ、神戸市はこの関西近辺では1つのブランドであったと記憶しています。明石に住むより神戸に住みたい。そんな人が多かったはず。
今やそれは逆転してしまっています。
明石の人口は増えて、神戸市の人口は減少していっています。
外部環境は変化しています。
ということは、私たちも変化が必要なのです。
そそこに気付いて行動しているのが、佐賀県。
素晴らしいですよね。
成果としての安定
公務員は安定しているから公務員になりたい。
そんな人は採用しませんと佐賀県は言っています。
ここでいう安定は、成果としての安定、自身の生活が安定することを指しているはずです。
以前の世界では、行動を変えないことが成果としての安定に繋がっていた事もありました。
今は、行動を変えないことは成果としての安定に繋がりません。
成果を安定させたいのであれば、外部環境の変化に応じて自分自身を変化させること、応用を効かせていくことが求められています。
佐賀県という自治体ですら、そんなことを思考して行動する時代です。
私たちのような民間企業であれば尚更です。
変わって当たり前。
なぜなら、社員の生活を安定させたいから。
そして、安定させた上でその人生を豊かにしていきたいと考えているから。
だからこそ、やったことがないことをやり続けシンカをする必要があります。もし、三陽工業がその思考をせずに、何も変化が無い企業だとするならば、未来のどこかで消えてなくなるでしょう。
そんな状況にはしたくない。
だからこその日々のシンカです。
誰かと比べる必要はありません。
昨日の自分たちを今日超えていけばいいのです。
佐賀県の取り組み
自治体らしからぬ様々な取り組みをされています。
記事の中にもありましたが、アニメやゲームとコラボしたり、コラボした上で様々な商品を出したり。
普通の自治体ではやらないことを、思考して行動へと繋げています。
きっと、危機感もあるのだと思います。
元々人口が少ない県です。
若者は外へと出ていく傾向にあるでしょうし、強力な産業がある訳でもありません。
しかしながら、私も住んでみてとても分かったのですが、数多くの魅力があります。
佐賀牛やお米や野菜、海苔もそうですね。
ムツゴロウが食べられるのは佐賀県くらいではないでしょうか。
呼子のイカは絶品です。
県内では渋滞するところがありません。
駐車場代や家賃も安い。
とにかく住みやすい。
そんな住みやすい魅力的な佐賀県をアピールしていく。
伝えやすい形で。とても理にかなった行動だと思います。
変化をすることがシンカに繋がる。
私たちもやっていることを、改めてこの佐賀県の事例で再確認させて頂きました。
そして、単純に自分が住んでいた佐賀県が、こういう形で取り上げられると嬉しく思います。
佐賀県に負けずに私たちもシンカしていきます。
本日もありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!