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【270球目】現場の大切さ

先週まで、本社並びに各拠点で新卒社員研修が開催されていました。

そして、今週からは各現場配属となっています。営業や広報の配属予定の社員も6ヶ月間の現場研修へと向かっています。この現場研修の意義を今日は書いていきます。


仕事は繋がっている

三陽工業の事業は製造業と製造派遣業です。

このどちらとも売上を上げているのは工場であり製造現場です。これを書いている今も各製造現場では売上を上げてくれています。ここを中心にして、各間接部門が存在をしていきます。製造現場が三陽工業の中心であることに異論がある人はいないと思います。

その製造現場を経験すること。これが後々大きな財産になることは間違いありません。少なくとも私はとても大きな財産になっています。


現在のHR拠点では

現在各エリアから選抜された拠点長と毎月月末にざつだんをしています。

このざつだんの中で三陽工業の未来に対しての行動が決まっていきます。会議ではなく雑談です。その意味を込めてざつだんと名付けています。その選抜された拠点長を見て見ると、全員が生産推進グループ出身もしくは、前職で製造現場経験を持っています。製造現場の経験値と拠点を成長させていくことには相関関係があると考えています。

現場で働く人達の気持ちが分かる、現場の空気が分かる。

現実を見ながら、受け止めながら、それでいて理想を追いかけることができる。

全て、現場経験が効果を発揮してくれます。新卒のみならず、営業職の中途採用においても現場研修を実施しています。やったことがないことの場合がほとんどですが、そこでの意義を理解してもらえると、確実にその人の経験値になり、その後の業務がやりやすくなります。とはいえ、大変な事には変わりがありませんから、最大限のフォロー、バックアップは必要と考えています。

6ヶ月、あっという間です。これからの成長の為の礎を作っている期間と捉えてくださいね。


2023新卒も

既に始まっている2023新卒社員に対しても同じことを考えています。

2022新卒社員の研修を通じて、改善すべきポイントが既に数多く出て来ています。来年は採用や経営管理にも採用予定です。そういう人達が現場研修を経て、実務に携わるということを考えると、とてもワクワクしますね。現場を経験した採用グループ社員や間接部門社員。

これからの三陽工業の成長を担ってもらうためにも大切な期間です。


思考と行動

この思考と行動を自分自身で考えてやって来た人もいます。

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現在、やっている人もいます。明石の支店長は、まだ現場研修という制度が無い時に自分の意思で現場へと行きました。採用グループの中途社員は、自分の言葉が軽いと感じ、そこに重みを出す為に、現在愛知県で製造現場で働きながら学んでくれています。

こういう動きを自らしてくれて成果が上がったからこそ、今の仕組みへと繋がっています。そして、三陽工業はものづくりをやっている会社です。いつでも、現場応援に行くよ!という気持ちを持ってもらうことはとても大切ですし、相手にもそれは伝わります。

私も基本的に本社にいる時は、三陽工業の作業服を着ています。

なかなかそんな機会はありませんが、いつでも現場へ行くよ!そんな想いを表現する為です。まあ、川崎重工でもトヨタ自動車でも、偉い人が自分の工場にいる時は作業服ですからね。TPOは考える必要がありますが、その想いは不変です。どこまで会社が大きくなっても変えるつもりはありません。

三陽工業はものづくりとものづくりを通じて働く人の人生を豊かにし、そんな人を増やしていく事業をしています。それを毎日表現しているだけの事です。

三陽工業がこれからも日本の製造現場を元気にしていくために、やれることは全てやっていきます。本日もありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!