【390球目】44期に向けて
43期も折り返しが過ぎて残り5ヶ月を切っています。
三陽工業は2月決算ですから、残りは約4ヶ月半です。あっという間にこの4ヶ月半は過ぎていきますが、44期に向けての動きも着々と進んでいます。今日はそんなお話です。
過去・現在の仕事
全国には約300万社の企業があると言われています。
その全ての会社が過去と現在の仕事を行っています。ここで言う過去と現在の仕事とは、過去の仕事=現在の仕事を受けて業務を行っていく仕事、総務や経理が当てはまります。現在の仕事=今、お金を生み出している仕事、その会社の本業になる部分です。
過去の仕事は法律で決まっている例えば決算や納税、給与計算もそこには含まれます。やりたいとかやりたくないとか関係なく、企業としてやらなければならない、強制力のある部分が多いです。
そして、現在の仕事はそれに比べると強制力はありません。どれだけの仕事をやっていくのかはその会社が決めればいい事です。もちろんお客様があってこその話ではありますが、溢れるくらい仕事があれば、やらないという選択肢も取ることができます。そして、今まさにお金を生み出しているので、多くの経営者がこの部分においては一生懸命になります。そもそもこの部分で一生懸命になれない人は経営者にはならないでしょう。
強制力のある過去の仕事、お金を生み出す現在の仕事、この2つの仕事は全ての企業が行っていると言って良いと思います。
未来の仕事
では、未来の仕事はどうなのか。
広報や採用は未来の仕事ですが、ここでは置いておきます。今まさに、予算作成がスタートしています。
予算を作成すること。
数年前の三陽工業には存在しませんでした。IPO準備を開始してから始まったものです。私たちが取引をさせて頂いている大手企業で予算作成の話は聞いたことありました。その時は、半年も前から来年の事を考えても仕方ない。それ位の感性でした。10年ほど前の感性です。
今は違います。
44期の予算を作成することが、44期を迎えた時に有効に機能して来ます。
43期までは想いを中心に予算作成をして来ましたが、44期からはより理を中心に据えた予算を作成していきます。未来の仕事は想像力が必要です。まだ起きていない未来のことですから当然ではありますが、自身の未来、自部署の未来、自拠点の未来を想像しながら、作成をしていきます。
完全な未来ではなく、実績をベースにして考えていきます。
この未来の仕事は私たちがそうであったように、全ての企業が行っている訳ではありません。ただ、より成果を上げようとするならば必ず必要な思考と行動です。そして、それをいかにして誰もが出来ないくらい徹底してやるか、そこが成果が出る、出ないの分かれ道になって来ます。
過去・現在・未来
全ての仕事が大切です。そして、その全ての仕事においても、過去・現在・未来の仕事が存在します。
過去の現在の仕事。
未来の過去の仕事。
現在の過去の仕事。
どれが1番大切なの?どれも1番大切です。
全てが大切な仕事ですので、バランスが必要になって来ます。もちろん、その全てを誰にもできないくらい徹底してやることが目指すべきことです。バランスを取りながら、全てのことを徹底していく。世の中を見てみると、過去の仕事が強かったり、現在の仕事が強かったり、そんな企業が数多くあります。
私たちが目指している所はそうではありません。
全ての仕事においてバランスが取れている状態を目指します。そして、全ての部署がお互いに応援できる、そんな組織を目指します。それが仲間を増やす為に必要だと考えているからです。これからも、そんな想いを持って仲間を増やしていきます。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!