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【398球目】日本シリーズ

野球のお話です。
これを書いているのは、10月24日なので、オリックス対ヤクルトの日本シリーズの第2戦が終わっている状況です。

ヤクルトの1勝1分け。

特に、第2戦を見ての私の感想を今日は書いていきます。


日本シリーズ第2戦

オリックス目線で書いてますので、その辺はご容赦ください。

絶対的エースで第1戦を落としたオリックス。是が非でも取りたいこの第2戦の先発は、シーズン5勝の山﨑福也でした。この5勝という数字は2022シーズン、チーム内では5番目の数字です。試合球場である神宮球場のマウンドの特殊性やセ・リーグのルールなので投手が打席に立たないといけないという状況があっての判断だとは思いますが、とても勇気がいる決断だと感じています。

その上で、この山﨑福也が6回無失点、そして1打点という完璧な内容で中継ぎ陣へとバトンパスをします。7回、8回と中継ぎ陣は0で抑えます。そして、オリックス3点リードの3-0で迎えた9回裏に突入です。


9回裏ヤクルトの攻撃

9回裏ヤクルトの攻撃。9番からの打順です。

オリックスのマウンドには阿部が立ちます。この阿部の2022シーズンの成績は、44試合に登板、1勝0敗3S22H。44回を投げての自責点は3、被本塁打1本。防御率は0.61という投手です。そんな好投手がマウンドに立ち点差は3点。オリックス勝ったなと思いますね。ちなみに、日曜日でしたので18:00の試合開始からずっとテレビ観戦をしていました。

中継でも実況アナウンサーが言っていたのですが、9番からのスタートなので、2人が塁に出てダブルプレーが無ければ、ホームランで同点の場面で4番の村神、いや村上に回ると。村上の同点スリーランホームランは最悪のケースとして頭に浮かんできます。そんな想像も少ししながら、9番バッターに粘られた上での右中間へのツーベースを許します。

3点あります。1人のランナーは全然構いません。そして、次の打者にフォアボールを与えます。結果論ですが、このフォアボールが大きな意味を持ちます。野球ではよく、フォアボールとエラーは失点に繋がると言います。タラレバを言うとキリがありませんが、ど真ん中に投げても打ち損じがあります。このフォアボールはとても大きかった。

2番の所で代打が出てきます。ホームランが出れば同点ではありますが、代打の内山はシーズン4本の本塁打と決してホームランバッターではありません。

初球・スプリットを見逃しでストライク。
2球目・カットボールをファールでツーストライク。
3球目・カットボールをファール。
4球目・スプリットを見逃して、1ボール2ストライク。
5球目・スプリットを見逃して、2ボール2ストライク。

この2球の見逃しを見ていて、えっ!それ振れへんの?って言いたくなるくらい、良いボールでした。スプリットを待っているから見逃せるのではないかという位、打ちに行って止まった感じではない気がしました。

6球目の選択はストレートです。それがど真ん中高めに浮いた所をレフトスタンドへ持っていかれてホームラン。3-3と同点に追いつかれ、結局延長12回3-3の同点という結果になります。

5時間を超える熱戦です。

5時間ずっとテレビの前にいたのはいつ振りでしょうか。それくらい1つ1つのプレーに意味がありましたし、8回までは完全にオリックスの流れでした。ボテボテのタイムリー内野安打で追加点が入ったところなんかは完全に流れが来ていましたし、来ている流れを8回までは、いや9回のあの場面以外は完全に抑え込んでいました。

3-3と同点になってから、ノーアウトランナー無し、3番山田からの打順でした。そこを3人で抑える訳ですから。流れとしてはヤクルトがサヨナラ勝ちする流れが9回にはありましたし、勝ちパターンでピッチャーを送り込んでいるオリックスと勝ちパターンのピッチャーを送り込んでいないヤクルトでは延長戦の分も悪かったのは事実です。

同点スリーランで糸が切れてもおかしくなかった。あそこでよく踏ん張りました。あの踏ん張りが、大きなポイントになるのではないかと感じています。

オリックス対ヤクルト。

決してどちらのファンでもないですが、野球という競技の面白さを改めて感じているこの日本シリーズです。あと何試合あるか分かりませんが、最後まで楽しめそうです。明日からもまた楽しみにしています。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!