【840球目】気になる記事
今日が甲子園の決勝戦ですね。
関東第一VS京都国際。
大社高校を応援し、その後は神村学園を応援していたので、両校共に頑張って欲しいというのが本音です。
そんな夏の甲子園も今日で終わります。
そんな甲子園の記事で気になる記事を見つけたので、今日はそれについて書いていきます。
滋賀学園
これです。
滋賀学園のダンス、かわいそうですか?全力の経験は夢へつながるはず (msn.com)
ベスト8まで進んだ滋賀学園。
関西の高校なので親近感ありますね。その滋賀学園のスタンドでの応援のダンスがとてもレベルが高く話題になっていました。
逆に、そのレベルが高いダンスに対して『ダンスをするために野球部に入ったわけではないのに』と揶揄するようなコメントが相次いだという記事です。
1つのことに対して色んな考え方はあって良いと思いますが、これを見てそんなコメントが相次いだことに驚きましたし、そう見るか??というのが本音です。
そもそも、滋賀学園だけではなく部員数の多い名門の野球部には多くの部員がいます。その中からベンチ入りできるのは20名です。スタンドにいる部員の方が多いでしょう。
1人1人の能力は非常に高く、チームが違えば主戦級で出場できる人もいるはずです。
役割
ダンスを踊っていたメンバーも、ベンチ外が決まった時にはきっと悔しかったはずです。レギュラーを取りたい、ベンチに入りたい、そんな想いで野球をやっていたでしょうから。
そして、ベンチ外が決まってから、自分たちにできることを自分たちで考えた。そんな記事を読みました。どうせなら今までやったことがないことをやってみようという事で、キレキレのダンスをやることを思いつき行動した。
否定するところが一切ありません。
否定どころか称賛しかありません。
いま、何ができるか。それを真剣に考えて出てきた結果だと思います。
ダンスをやるために野球部に入ったのではありません。そんなことは当たり前です。ただ、今の役割を全うしようとして考えて辿り着いた結果がダンスだっただけです。
私はそう思います。
バント
応援していた大社高校。
早稲田実業戦でサヨナラを呼ぶ完璧なバントを決めた選手の記事を読みました。しかも自ら志願して。
控え捕手のこの選手の記事を読みましたが、打力がそこまで無いと自覚しながら、守備とバントを徹底して練習していたと。
県予選通じてこの夏初めての出場が、あの痺れる場面での志願してのバントです。
間違いなく、あの早稲田実業戦はあのバントで試合が決まったといっても過言ではありません。
バントするために野球部に入ったのではないのに。
そんなこと言う人はいませんよね。
ただ、ホームランを打ちたい、長打を打ちたい、みんながそう思っている時に、バントを磨くという思考をし行動を重ねてきた訳です。
チームの中で自身の役割を全うしていたと言えます。
同じこと
ダンスもバントも同じです。
誰だって、エースで4番になりたい。
名門高校ならば中学時代にエースで4番、ただ甲子園ではベンチやスタンドという選手がゴロゴロいます。
そんな選手が腐らずに自分の役割を全うする。
1ミリも否定する理由がありません。
私も野球をしていた時は、脇役の役割でしたから余計にそう思います。
自分の置かれた立場を自覚し、その与えられた役割を全うする。
グランドもスタンドもそれが出来ているからそのチームは強いのでしょう。
色んな考えはあって良いと思いますが、ダンスをやっていた彼らは称賛に値する、そう思いますし、企業の経営者や採用担当者ならば、そういった人材はとても好まれることを理解しているのではないでしょうか。
この夏の甲子園は色んな面で楽しませていただきました。
関東一高が勝っても、京都国際が勝っても、楽しい夏の甲子園でしたね。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!