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あの自動販売機を設置したら気軽なコミュニケーションが増えた

三和建設は、2023年2月よりサントリー食品インターナショナルの「社長のおごり自販機」を設置しました。今回はおごり自販機を導入して3か月後の社員アンケートを紹介します。

利用者アンケート

コミュニケーションに変化はありましたか?「77%が変化した」

アンケート結果その1

そもそも「社長のおごり自販機」とは?

「社長のおごり自販機」は、いつでも手軽に飲み物が購入できる自販機を通じて職場内のコミュニケーションのきっかけを増やそうと開発された自動販売機です。

設置をしたのは冬でした

ようは「社員が2人揃えばタダで飲み物がもらえる」社員にとっては嬉しい自動販売機です。

とはいえ、もともとウォーターサーバーがあったのでお水は飲み放題だし、お湯も出るのでティーバッグなど持参すれば飲み物に困ることはありませんでした。

では、なぜさらにお金がかかる自動販売機を導入したのか?


[導入した背景①]仲間が増えてきた

有り難いことに三和建設では今年も新入社員が8名入社してくれたように、毎年新しい社員が増えています。加えて、グループ会社も今では7社になり、そのうち1社は本社の2階に移転をしてきてくれました。

そうなってくると問題になってくるのがオフィスです。そう、だんだんと座る場所がなくなってきました。そこで、今まであった簡単なミーティングができるコミュニケーションラウンジをなくす決断をしたのです。

三和建設では基本的に自席で食事を取ることはNGで、お弁当やコンビニで買ったお昼ごはんはこのサロンで食べていました。席には限りがあるので自動的に相席になるわけです。(ちなみにお昼休みも基本的に12:00~13:00と決まっています)

以前あった「Inovation Salon」

改めて振り返ってみるとこの仕事ではない、でもお酒を介していないここでの会話ってどこまでも自由だったと感じます。

[導入した背景②]コロナ禍を経て、コミュニケーションの質が変化してきた

近年、テレワークやオンライン会議の導入、残業の削減に週休2日制の段階的導入などの働き方改革の推進により、働き方が多様化してきました。タイパ・コスパを重要視するあまり、気軽なコミュニケーションが取りにくくなったように感じます。


[導入の目的]リアルなコミュニケーションの促進

そこで登場するのが「社長のおごり自販機」です。

とはいえ、三和建設では今までもたくさんのコミュニケーションを促進する制度はたくさん導入をしてきました。社員のひととなりを知りたいと思えばできる環境は揃っています。

ちょっと長くなりそうなのでそのあたりは、今回のリリースを見てもらえればと思います。


おごり自販機の最大の特徴は、通常であれば1 人でするドリンクの購入を2 人同時に行うこと。

そして、無料だからこそ、遠慮なく誘える。


どんな風に変化しましたか?半数が「他愛もない会話が増えた」

「無料なので気軽に誘いやすい(46 人)」と「他愛もない会話が増えた(46 人)」という回答が最も多く、ちょっとしたリフレッシュの際に仕事ではない深い会話が生まれていました。

ちなみに、おごり自販機は利用本数の制限を決めることができます。三和建設では、1日1人1本、同じペアでの利用は週に1回限定というルールで運用しています。

実際に「◯◯さん、今日ピッやりましたか?」「今日はもうやってしまった!◯◯さんはまだだと思うよ。」とおごり自販機の相手探しのコミュニケーションが生まれたり、他部署や、仕事での関わりが少ない社員に話しかけるきっかけづくりなど相手探しで新たなコミュニケーションが生まれていました。


設置1ヶ月後に会話のきっかけをつくるしくみを用意

会話のきっかけがあると会話がもっと弾むのでは?と、毎週変わる「お題」を用意しました。
Q.全社会議はどうでしたか?
Q.GW は何をしていた?
Q. 最近ハマっているものは?など
お題があると話のきっかけができるので少しずつ立ち話の時間が長くなってきました。

今週のお題は「好きな食べ物は?」だったのですが、昨日誘った社員は「うどん」・・・・・・・!!!
香川出身だからだそうです。好きな食べ物を聞いたら、出身情報までゲットできてしまいました。


無理なく楽しめるしくみが大切

最後に、三和建設では社員が生き生きと働き続けられる制度を積極的に導入しています。今回のようにちょっと費用をかけても導入する制度も多いのですが、アンケートの取得をしたようにしっかりと効果検証を行っています。

アンケートの回答者数は約80%、「コミュニケーションをもっと増やすための案」は84件、意見や要望は43件の回答がありました。

回答数が高いことが三和建設の自慢ですが、もらった意見はしっかりと活かしていくことが次の回答率にもつながります。


そして何より、利用しつづけてもらえるためのしくみを少しずつアップデートしていきたいと思っています。

次はくじ引きを用意しています







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