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10月に掲載された短歌の紹介(産経歌壇、日経歌壇、NHK短歌など)

(上の写真は最近では珍しいダイヤル式の公衆電話)

10月は新聞、雑誌、全国短歌大会の選歌集という3つの媒体に計4首俺の短歌が掲載されたので紹介したい。ペンネームは石井啄也だ。

まずは、現代歌人協会の第52回全国短歌大会の選歌集に掲載された短歌。

「人間に生まれる」という千年の夢を叶えたことを忘れる (沖ななも選)

『第52回 全国短歌大会選歌集』現代歌人協会
 

次は、10月12日(木)の産経新聞の産経歌壇(小島ゆかり選)に掲載された短歌。

『産経新聞』10月12日(木)の産経歌壇

そして、『NHK短歌 2023年11月号』に掲載された短歌。

小手投げをされた力士が駄々こねる子供のように仰向けになる (川野里子選)

『NHK短歌 2023年11月号』NHK出版

最後に、10月28日(土)の日本経済新聞の日経歌壇(穂村弘選)に掲載された短歌。

「きゃあああー」全く同じ車種、色の車に乗ろうとして叫ばれる 

『日本経済新聞』10月28日(土)の「日経歌壇」

この短歌に対する、選者のコメントも掲載されていた。

一瞬、パラレルワールドに飛ばされた気分。「乗ろう」としたほうもパニックになりそうだ。でも、悪いのは〈私〉。

『日本経済新聞』10月28日(土)の「日経歌壇」

選者の皆様に心から感謝したい。

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