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Hasselblad XCD 28mm F4P 一本でスナップするスローな浅草ぶらり

ここのところHasselblad X2D を持ち出すことが多くなっている。決して軽いシステムではなく、気分の問題だがそこに一種の癒しを感じるからだ。

そこに昨年秋ごろに入手したパンケーキ的なレンズ、XCD 28mm F4P が245gと軽やかで、X2Dとあわせてもシステム全体として1.1kg程度、グリップもつかみが良く街中をぶらぶらとスナップでも特に苦にならないのだ。

35mmフルサイズ換算で約22mmと広角になるわけだが、画角4:3であること、そしてパース感は焦点距離28mmと同等となるので決して使いにくいと言うことはないと感じるわけです。

なんてことを考えるのは初めだけで、実際に持ち出してぶらぶらとし始めれば、いいなと思った時に誰の指示も受けることなく、お伺いを立てることもなく、ただシャッターを切るだけ。それがいい癒しとなる。

浅草をぶらぶらとするのに、XCD 28mm F4P 一本で出かけてみた。

浅草をぶらり。X2D +  XCD 28mm F4P

片手で気楽にAF任せでスナップしてゆく。まるでコンデジ感覚。

造形が美しい。X2D +  XCD 28mm F4P

今回のスナップでは、フードはつけていない。全体をなるべくコンパクトにするためだ。
XCD 28mm F4P はフレア耐性もそこそこ良いのでフードはなくても特に気にはならない。

そして、保護フィルターもつけたくない。仕事の過酷なロケではないし、丁寧に扱えば良いだけだ。

浅草の白浪五人男人形。X2D +  XCD 28mm F4P

XCD 28mm F4Pは決して明るくはないが、開放絞りであればそこそこの心地よいボケ感が楽しめる。開放から特にクセもなく使えてしまう。

ちなみにレンズ歪みは少しあるが、上記で示した写真ではレンズプロファイルは当てずにRAW現像している。この広角感にちょうどいい味になってる感じがしてレンズプロファイル補正はしていない。

しっかり直線をピシッと出したい時にはプロファイル補正を当てれば良い。

Lightroomでレンズプロファイル補正をかけた例。色目も少し変わる。
プロファイルを当てるなら、純正のPhocusアプリで現像した方ががもしやすると良い感じもしれない。


Hasselblad XCD 45mm F4P という小型レンズが別にあるが、絵の雰囲気は個人的にはこちらの方がより中判の雰囲気があるように感じつつ、XCD 28mm のこの機動力はなかなか楽しいものだ。

だからなんやねん、ということでたいした内容記事にもなっとらんですが、趣味の写真は自分がただ楽しく撮れれば良いだけなので、主観を並べただけでした。

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