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養蚕レポ「3令2〜4日目」

着々と大きくなるお蚕さんたちを養蚕家の先生?(先生と呼ぶのが良さそうなので、勝手に先生と呼んでいます)見ていただきました。やはり少し身体が小さいけどおそらく問題はなさそうです。

桑の葉の調達は先生から少し分けていただいたり、自分で山桑/野桑を探しています。おかげさまで、車を運転していても「あ、ここにも桑がある」とか見分けがつくようになってきました。養蚕あるあるかもしません。
しかし、山桑/野桑はやはり養蚕には使いにくいということがわかってきました。とくに秋蚕の場合は、季節的にもほどよく柔らかい葉が収穫しにくいです。
また、管理された桑畑ではないので、場所によっては草むらを分け入っていかなければならないし、虫や雑菌も多くお蚕さんの病気の原因にもなるようです。

今日は先生のお蚕さんの給桑のお手伝いをさせていただきました。
・濡れた桑の葉は水気を拭き取って刻む。
・桑の葉を必要以上に広げて置くと次の作業がしにくくなる。
・桑の葉を刻んで揉むと香りが立って食いつきがよくなる?
・3令のフンは漢方薬としても利用できる。
・重ねら桑の葉の上の方まで上がってきていないお蚕さんは生育に問題があるかもしれない。
などのことを学びました。

桑の葉を刻んでいると、いつもの子鹿ちゃんがやってきました。
いい香りがしてるんでしょうね。

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